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池田信夫に関するendorのブックマーク (90)

  • 市場が選ぶ独裁官 : 池田信夫 blog

    2012年01月14日11:28 カテゴリ経済 市場が選ぶ独裁官 きょうから(個人的な記事を除いて)アゴラと同時投稿します。 今月の『文藝春秋』に、塩野七生氏がおもしろいエッセイを書いている。イタリアの首相が経済学者モンティに代わり、政治家なしで経済の専門家で固めた内閣ができた。イタリアは歴史上、いろいろな統治形態を実験してきたが、これは古代ローマの独裁官(ディクタトル)のようなものだという。 執政官(コンスル)はローマ市民の選挙で選ばれたが、2人の執政官が拒否権をもっているため、どちらかが拒否すると何も決まらない。「ねじれ国会」みたいなものだ。こういうとき、執政官が独裁官を任命する。任期は6ヶ月で、彼の政策には誰も拒否権を行使できない。これは与野党が「大連立」してモンティを選んだのに似ている。彼の任期も、来年のベルルスコーニの残りの任期までということだそうだ。いわばイタリア国民に代わって

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  • ジョブズがフラッシュをきらう本当の理由 : 池田信夫 blog

    2010年05月05日16:33 カテゴリIT ジョブズがフラッシュをきらう当の理由 iPadでフラッシュがサポートされないことは、開発者に大きな波紋を呼んでいる。アゴラブックスのAJAXリーダーはフラッシュなしで動くので、競争相手がいないのは歓迎だが、その理由はジョブズの公開書簡を読んでもよくわからない。Flash was created during the PC era – for PCs and mice. Flash is a successful business for Adobe, and we can understand why they want to push it beyond PCs. But the mobile era is about low power devices, touch interfaces and open web standards –

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    endor
    endor 2010/05/07
    そしてジョブズの戦略の論理的な帰結は、ブラウザを殺すことだ。5年後には、iPadからSafariが消えていても不思議ではない。
  • クラウドな読書 - 池田信夫 blog

    2010年04月06日08:59 カテゴリ クラウドな読書 先日もプレスリリースで発表したように、アゴラブックスの電子書籍は、アクロバットも(iPadで使えない)フラッシュもなしで、iPadのブラウザ(Safari)だけで読むことができます(もちろん普通のPCでも読めます)。 このAJAXリーダーの特長は、ファイルをサーバに置いたまま読む「クラウド」型なので、ファイルをダウンロードする必要がなく、違法コピーもできないことです。このため、DRM(デジタル権利管理)も必要ありません。今はオンライン状態でないと読めませんが、(iPadでサポートする)HTML5ではキャッシュを保存できるので、オフラインでも読めるようになる予定です。 このAJAXビューワーで『使える経済書100冊』の最初の50ページをエンコードしてみました。下の図をクリックすると画面が出て、ページをめくるようにを読むことができ

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  • iPad VS. キンドル : 池田信夫 blog

    2010年03月24日09:47 カテゴリIT iPad VS. キンドル 当ブログでこの種の業界を取り上げることは少ないが、書は出色である。iPadとキンドルだけでなく、電子出版の過去の失敗も含めてほとんどの事例がカバーされ、当事者にも取材している。 日人として悲しいのは、電子出版のパイオニアだったソニーの「リブリエ」の失敗だ。JBpressでも紹介したように、Eインクを初めて採用したのはソニーであり、性能もキンドルとほとんど変わらなかったが、出版社が違法コピーを防ぐために60日後にファイルを消滅させる(!)DRMをかけたため、ビジネスが成立しなかった。 しかし実は、出版社にはそんなDRMをかける権利はないのだ。日の出版契約のほとんどは口約束で、文書がある場合もデジタル化権も明記されていないことが多い。だから著者が自分の原稿をPDFファイルにしてブログで公開すればよいのである。

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  • 始まった「いやがらせ放送」 : 池田信夫 blog

    2010年03月29日09:32 カテゴリメディア 始まった「いやがらせ放送」 きょうからアナログTVの画面の上下に黒い枠を出す「レターボックス」の放送が始まった。これはHDTVの横長の映像を左右を切らないでアナログTVに出すもので、「アナログ放送はもうすぐ終わる」と知らせるためのいやがらせ放送である。さらに来年4月からは、下のように放送画面の全体に「デジタルに買い換えろ」という表示が1日中出る予定で、7月に電波が止まる前にアナログ放送を見ることは事実上不可能になる。 これ以外にも3方式があるが、いずれも放送の内容はほとんど見えない。なぜこんないやがらせをしてまで、放送を強制終了するのだろうか? その理由はFAQに簡単に書いたが、政治家の利権になっているローカル民放を守るために、デジタル化のコストに国費を流用したことが原因だ。この背景には田中角栄以来の腐敗した電波行政があるが、今では知らな

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  • 電子出版はすでに始まっている : 池田信夫 blog

    2010年03月03日01:55 カテゴリITメディア 電子出版はすでに始まっている 3月1日付で「株式会社アゴラブックス」を設立し、私が代表取締役に就任した。役員兼社員5人の超零細企業だが、4月から電子書籍の刊行を始める予定だ――といっても、設備は何もない。インフラはGoogle Appsで1人年間6000円。システム管理もすべてアウトソースするので、固定費はゼロ。失敗した場合のリスクもほとんどない。 iPadは今月下旬に日でも発売されるが、それを使って読む電子書籍が日にはほとんどない。このまま放置すると、日音楽流通や映像流通のように欧米に大きく引き離され、中国にも抜かれるおそれが強い。しかし日の業界の実態を知っている人ほど、ビジネスを始めようとしない。電子書籍は、これまで挫折に次ぐ挫折の連続だったからだ。その原因はいろいろあるが、大きくいって次の3つだろう:紙のに匹敵する見

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  • グローバルなデフレ圧力* : 池田信夫 blog

    2010年01月30日22:18 カテゴリ経済テクニカル グローバルなデフレ圧力* 先日紹介した生産性格差デフレは、国際マクロではBalassa-Samuelson効果として知られている。書の中心部分はこの効果を実証的に検証したもので、ディスカッションペーパーとして公開されている。B-S仮説は、次のような方程式であらわされる: P=(αn/αt)θt-θn ここでtは貿易財を示す添字、nは非貿易財を示す添字、 Pは非貿易財の貿易財に対する相対価格の変化率、αは労働分配率、θは生産性上昇率である。一般に貿易財部門の労働分配率(αt)は、非貿易財部門の労働分配率(αn)より小さいため、グローバル化によって貿易財の価格が一物一価に収斂すると、貿易財の生産性上昇率が非貿易財より高い国では非貿易財の相対価格が上昇するというのが、この仮説の含意である。これを各国の統計で検証した結果、次の図1のように

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  • 日本ではiPadは「大きめのiPhone」に過ぎない : 池田信夫 blog

    2010年01月29日23:44 カテゴリITではiPadは「大きめのiPhone」に過ぎない iPadの話題が盛り上がっているが、日版のホームページを見ると奇妙なことに気づく。iPadの最大の売り物である電子書籍アプリケーションiBooksの説明がないのだ。「地域によっては一部の機能、アプリケーションをご利用いただけない場合があります」という断り書きがあるので、日では3月に(Wi-Fi版が)発売されても、当分はiBooksは使えない可能性が高い。 ただイギリス版にもiBooksの記述はなく、今のところはアメリカ版しかないようなので、これはむしろコンテンツがそろう前にアメリカだけ端末の発売を急いだとも考えられる。しかしニューズウィークでも書いたように、出版社との交渉は難航しているので、日ではiBooksは永遠に出ないかもしれない。そもそも中身のがないのに、アプリケーションだけ

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  • 省庁再編という鬼門 : 池田信夫 blog

    2010年01月28日12:08 カテゴリ法/政治 省庁再編という鬼門 鳩山首相が「省庁再編」に言及した。具体的には「子ども家庭省」をつくって幼保一元化しようという話だが、これは麻生首相も言い出してすぐつぶされた。「情報通信省」の話も昔からあるが実現しない。「日版FCC」も消えてしまった。今度の話も「政治資金の問題から目をそらすのがねらいだろう」などと冷ややかにみられている。 財投改革のとき、加藤寛氏にインタビューしたら「郵政民営化は絶対やるべきだが、霞ヶ関の改革は政治家の鬼門だ。行政改革をやった原敬も犬養毅も暗殺され、戦後も福田赳夫のように行革をやろうとした内閣は短命に終わった。私は命が惜しいから、霞ヶ関には手をつけない」と笑っていた。その後の橋内閣の末路をみると、これは冗談ではすまない。 ただ今回は成功する可能性もあると思う。というのは、官僚機構が追い詰められているからだ。これは東

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  • 帰って来た「大きな政府」 : 池田信夫 blog

    2010年01月22日22:28 カテゴリ経済 帰って来た「大きな政府」 マサチューセッツ州の上院補欠選挙は、オバマ政権に大きな打撃だった。それはフィリバスターを止められなくなっただけではなく、民主党の金城湯池で「小さな政府」を求める運動が勝利したからだ、と今週のEconomistは報じている。各国政府が行なった銀行救済によって、金融危機は財政危機に変わろうとしているのだ。 アメリカの保守主義は、各州あるいは各個人の独立を国家から守る建国の精神であり、そのコアにあるのは国家に対する懐疑である。それに対して自民党の保守主義は、政府がすべてを解決すると考える家父長主義と、明治時代に戻ろうとする国粋主義だ。民主党の掲げる「第三の道」の実態も、旧態依然の大きな政府である。日には、小さな政府を掲げる党がないのだ。大きな政府には三つの問題がある。政府債務の維持可能性 世代間の負担の不公平 公共投資

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  • 検察は「リーク」しているのか : 池田信夫 blog

    2010年01月22日09:42 カテゴリメディア 検察は「リーク」しているのか 小沢一郎氏の元秘書などが逮捕されてから報道が過熱し、これに対して民主党が検察批判を強めている。鳩山首相の「潔白の証明を願う」とか「起訴されないことを望む」といった発言は、自分が検察を指揮する側だということを自覚していない「野党ボケ」だろう。千葉法相の「指揮権発動は一般論としてはありうる」という発言とあわせ考えると、「政治主導」で指揮権を発動する気かと疑われてもしょうがない。 八つ当たりのように、マスコミ批判も強まっている。特に原口総務相は「何の関係者かわからない。そこを明確にしなければ、電波という公共のものを使ってやるには不適だ」と、放送局への規制を示唆するかのような発言をした。彼らが野党だったときには、その「リーク情報」を頼りにして国会で追及したのを忘れたのだろうか。 そもそも検察は「リーク」しているのか。

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  • イノベーションは「いじくり回し」である : 池田信夫 blog

    2010年01月11日00:43 カテゴリ経済 イノベーションは「いじくり回し」である 日でも大ベストセラーになった『ブラック・スワン』に続いて、今年中に出るといわれるタレブの新著、"Tinkering"の草稿の一部が、彼のツイッターで公開された。ランダムなメモなので非常に読みにくいが、私が解読した範囲で簡単に紹介しておこう(日を追って逆順に書かれているので、最後から読んだほうがわかりやすい)。 書のテーマはイノベーションで、タレブはそれをtinkering(いじくり回し)と呼ぶ。イノベーションは、科学的発見に似ている(これは当ブログでも論じた)。それは論理実証主義の考えるような「帰納→理論→演繹」といった機械的な手続きで行なわれるのではなく、科学者の発見した仮説を検証(反証)するものだ。では、その仮説はどうやって発見されるのか。そこには論理はないのか――これは分析哲学の最大の難問であ

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  • リバタリアン対コミュニタリアン : 池田信夫 blog

    2010年01月18日12:09 カテゴリ法/政治 リバタリアン対コミュニタリアン きのうの続き。せまい意味での株主資主義の効率という問題はほぼ決着がついているが、首相の問題意識は「私的な利益だけを追求する資主義には問題があり、社会に『公』の領域を取り戻す必要がある」ということだそうだ。これは重要だが、残念ながら経済学だけでは答えられないむずかしい問題である。これに単純なパターナリズムで答を出そうとすると、かえって不公正なバラマキ福祉になってしまう。 この種の問題の古典は、Rawlsである(訳は絶版)。しかしSenも指摘するように、Rawlsの格差原理は「一国平等主義」だという批判をまぬがれない。たとえばバングラデシュの貧民とアメリカ人の所得格差はどうするのか、という批判には彼も降参した(『万民の法』)。派遣村的な平等主義は、普遍的に成り立たない「ローカルな正義」に過ぎないのである

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  • 鳩山首相のためのブックガイド : 池田信夫 blog

    2010年01月17日18:42 カテゴリ経済 鳩山首相のためのブックガイド 首相官邸の関係者から「鳩山さんの読書リストをどう思いますか?」という質問を受けた。「ネオリベラリズム」や「新自由主義」を攻撃するくだらないを読むのは時間の無駄だし、原丈人氏やジャック・アタリは感心しないが、株主資主義に対するアンチテーゼを出したいという彼の問題意識はよくわかる。それならこういうじゃなく、まず企業統治についてのオーソドックスなを読んだほうがいいと思う。全体的な解説書としては、ラジャン=ジンガレスがいいだろう。短絡的な「市場原理主義」批判はアメリカにも多いが、それに対して資主義の長所を明らかにする一方、「資家から資主義を守る」(原題)ための制度設計を考えるものだ。 オバマ政権の政策に近いのは、鳩山氏のリストにも入っている『暴走する資主義』だ。このタイトルは誤訳で、原題はSuperca

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  • 資本主義とエントロピー : 池田信夫 blog

    2010年01月17日15:17 カテゴリ経済 資主義とエントロピー きのうの大学入試センター試験の国語に、岩井克人氏の『二十一世紀の資主義論』(*)が出題されていた。けっこうむずかしい文章だと思うけど、高校生にこの論旨が理解できるんだろうか:産業革命から250年、多くの先進資主義国において、無尽蔵に見えた農村における過剰人口もとうとう枯渇してしまった。実質賃金率が上昇しはじめ、もはや労働生産性と実質賃金率とのあいだの差異を媒介する産業資主義の原理によっては、利潤を生み出すことが困難になってきたのである。あたえられた差異を媒介するのではなく、みずから媒介すべき差異を意識的に創りだしていかなければ、利潤が生み出せなくなってきたのである。その結果が、差異そのものである情報を商品化していく、現在進行中のポスト産業資主義という喧噪に満ちた事態にほかならない。これは一時「ポストモダン的な資

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  • 財政赤字はフィクションか : 池田信夫 blog

    2009年12月24日19:58 カテゴリ経済 財政赤字はフィクションか 亀井金融担当相が、「来年度予算は92兆円では足りない。95兆円に増やせ」と吠えている。彼は記者会見で「財政赤字はフィクションだ」とのべ、「日のように外国からの借入金がほとんどない国は世界にない」とその優位性を強調したそうだ。 これは財政学の初歩的な練習問題だが、宮崎哲弥氏のような半可通にありがちな間違いで、対外債務と政府債務を混同している。たしかに日国債の債権者の93%は日人なので、外国に対して債務不履行を起こす心配はない。個人金融資産は1400兆円あるから、900兆円の政府債務が国内でファイナンスできることも事実だ。 しかし国債を償還するには増税が必要だ。IMFの試算によれば、プライマリーバランスの赤字を半減させるだけでGDPの14%以上の増税が必要になる。これを消費税だけでまかなうと、40%以上の税率になる

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  • IPアドレスにオークションを : 池田信夫 blog

    2009年12月25日01:15 カテゴリIT経済 IPアドレスにオークションを JPNICが、ようやく来年からIPアドレスの売買を認める方針だという。この問題について私は7年前の論文で書き、IETFの会議でも発表し、村井純氏も「NATを使えばv4は永久に延命できる」と認めたのに、JPNICはv4アドレスが「枯渇」するとかいうデマゴギーを流し続けてきた。 読売の記事でも「すでに9割が使用されている」と書いているが、これは嘘である。今年7月の統計でも、ホスト数は6億8000万。43億個あるアドレスの15%しか使われていない。それが枯渇するようにみえる理由は、電波と同じだ。アドレスに適正な価格をつけないで、社会主義的に割り当ててきた資源配分のゆがみである。足りないのはアドレスではなく、それを効率的に配分する知恵なのだ。 v4アドレスは有限だが、有限なものが枯渇するとは限らない。土地は有限だが、

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  • 経済危機は資本主義の強さを証明した : 池田信夫 blog

    2009年12月25日21:50 カテゴリ経済 経済危機は資主義の強さを証明した Newsweekの国際版編集長Zakariaが、今年を回顧している。1年前、世界は崩壊に向かっているように見えた。資主義と貿易の拡大を推進してきた国際金融システムが崩壊し、アメリカ型モデルの信用が失墜した。新興国の経済も沈み、貿易は1930年代以来の大幅な下落を記録した。経済危機が政治危機に発展し、暴力や戦争のリスクが大きくなると予想する向きもあった。誰もが確信していたのは、世界は変わってしまったということだ。 あれから1年。アメリカ投資銀行の数がいくつか減り、数社の地方銀行がつぶれたことを除いては、世界はほとんど変わっていないように見える。世界全体が長期にわたる大不況に襲われた30年代とは、まるで違う。財政赤字の拡大やインフレなど、問題がないわけではないが、システムそのものは驚くほど安定している。経済

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  • 論説委員の知能程度 : 池田信夫 blog

    2009年12月28日11:28 カテゴリメディア経済 論説委員の知能程度 あらたにすというウェブサイトは何のためにあるのかよくわからないが、新聞社の論説委員の知能程度を比較するには便利だ。きょうの朝日新聞に「派遣法改正―労働者保護への方向転換」という社説が出ていたので、22日の日経新聞の「派遣労働者の保護に逆行する法改正だ」という社説と比較してみた。朝日はこう書く:登録型派遣や日雇い派遣を禁止すると、企業が使いづらくなり、かえって失業が増えるという主張がある。製造業派遣を規制すると、海外に生産拠点を移す企業が増え、雇用が失われるという議論もある。しかし、だからといって、景気変動の一番のしわ寄せが非正社員にいく構造を放置したままでいいだろうか。もちろんよくないが、その「構造」は派遣労働を禁止すればなくなるのだろうか。日経はこう書く:このまま法改正が進めば派遣で働いている多くの人たちが、かえ

    論説委員の知能程度 : 池田信夫 blog
  • 700MHz帯の干渉について* : 池田信夫 blog

    2009年12月29日17:03 カテゴリITテクニカル 700MHz帯の干渉について* 未確認情報だが、事実とすれば重要なので書いておく。技術的に誤りがあるかもしれないので、訂正があればコメントしてください。 通信業界の関係者によれば、2012年から710~730MHzを使う予定のITSは、利用不可能になるおそれが強い。その原因は、地デジの受信機にITSの電波が飛び込んで干渉を起こすためだ。現在は700MHz帯を使ってアナログと地デジの放送が行なわれているが、2012年までにはアナログを停波し、地デジの電波も710MHz以下に移行して、干渉の問題は起こらないはずだった。しかし710MHz以上の放送が行なわれていない地域でも干渉が起こるらしい。 その原因は、地デジの受信機が770MHzまで受信する仕様になっているためだ。こういうノイズも、地デジ同士なら問題は起こらない。隣接する中継局の電波

    700MHz帯の干渉について* : 池田信夫 blog