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都内は見てくれのいい人間が多い
最近、本屋に行くと『闘争領域の拡大』の文庫版が平積みになっている。 しかも、平積みでもかなり低くな... 最近、本屋に行くと『闘争領域の拡大』の文庫版が平積みになっている。 しかも、平積みでもかなり低くなっている。 売れているのだろうか。 粗筋としては、容姿が醜い男が恋愛で苦しむとかいう話だ。 経済だけでなく、恋愛というもののエグい格差を告発したような内容だ。 すでに単行本は販売されていて、ネットに粗筋や解説が溢れている。 そのような本が、もし売れ行きが良いのなら日本の人間というのは相当なほど容姿格差というものに何か考えがあるということだろう。 街を歩けば、よくわかる話である。 最近、渋谷で映画をみたが街の女の容姿が恐ろしくいい。 視力が落ちたのだろうか。 ファミレスで食事をしていると見える男の皮膚も綺麗だ。 もはや、容姿というのが自己実現の9割を占めているのかもしれない。 就職活動という、エゲツない競争に身を投じている自分には容姿というもので苦しめられるのだろう。 口と体が大きく乖離する世界
2018/02/08 リンク