米国産米の輸入増でコメ価格は下がる? 米国側、要求は多様 | 毎日新聞

アジア系スーパーで売られているカリフォルニア産米「錦」＝米東部メリーランド州で2025年2月22日、大久保渉撮影 トランプ米政権の関税引き上げを巡る日米交渉で、政府が米国産米の輸入を年間6万～7万トン増やす案を軸に検討していることが判明した。米側の理解を得るだけでなく、高止まりする米価の引き下げにつながる可能性もある。ただ、自民党内では7月の参院選への影響を懸念する声も根強い。「内憂外患」に直面する石破政権はどんな最終判断を下すのか。 米国側の要求収まるかは見通せず 「トランプ関税」を巡る日米交渉は、来週に赤沢亮正・経済再生担当相とベッセント米財務長官による協議を再開することで調整している。日本政府関係者によると、日本時間17日に行われた前回協議では、米側から農産物に関する不満が出た。 そこで日本側で浮上した対策が米国産米の輸入拡大だ。日本は約77万トンの外国産米を無関税で輸入する「ミニマ

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“日本は16年に署名した環太平洋パートナーシップ協定（TPP）で米国産米をMAの枠外で年5万～7万トン無関税で輸入する枠を設けることで米国と合意した経緯がある”

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「牛肉は特定の危険部位を処理するよう要求する基準が厳しい」は？