「異常事態」 自民参院選候補、大阪だけ未定 府連の擁立迷走 | 毎日新聞

今夏の参院選大阪選挙区（改選数4）で、自民党の公認候補がいまだ決まらず、党本部主導で29日から公募を始めた。7月20日の投開票が有力視される中、全国45の選挙区で、大阪だけが未定だ。大阪府連による擁立作業が迷走し、党本部が現職の太田房江氏にいったんは決めたが、太田氏が26日に不出馬を表明し、振り出しに戻った。2024年の衆院選で、自民は公認候補を立てた府内15選挙区で日本維新の会に全敗。巻き返しをはかるさなかで、地方議員らは「異常事態」と困惑している。 候補者が空白のままという局面を打開するため、森山裕幹事長は29日、党本部で府連会長の青山繁晴参院議員＝比例代表＝や木原誠二選対委員長らと会談。木原氏は、党本部が6月4日まで公募を実施する方針を伝え、青山氏は府連として協力する考えを示した。会談後、木原氏は記者団に「大阪は衆院も非常に厳しい結果だったので、参院（の候補者）を選ぶにあたり、かなり

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『府連内部では「30連敗」と自嘲気味に語られる』どうせ勝てないから出たくないという感じのようだ。