中国大手のSUVに搭載…アイシン、PHV向けハイブリッドユニット受託生産 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

アイシンは中国国有自動車大手、広州汽車集団（広汽集団）が設計するプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）向けハイブリッドユニットの受託生産を開始した。広汽集団のスポーツ多目的車（ＳＵＶ）「伝祺向往Ｓ７」に搭載される。アイシンと広汽集団の合弁会社、広汽愛信自動変速器（広州市）で生産する。 同製品の生産開始で、広汽愛信自動変速器は中国２カ所目の電動ユニットの生産拠点となる。アイシンはこれまでも広汽集団に自動変速機（ＡＴ）やサンルーフの供給を手がけてきた。 アイシンは小型から大型、高価格帯向けなどフルラインアップでＰＨＶ、ハイブリッド車（ＨＶ）ユニットを展開する。日本、米国、中国、タイなどグローバルで累計９００万台以上を生産。直近では三菱自動車がタイで公開した小型ＳＵＶ「エクスフォース」にもハイブリッドユニットが採用されている。 引き合いが増えているほか、柔軟で高効率な生産ラインを立ち上げ、２０３０年

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“アイシンは中国国有自動車大手、広州汽車集団（広汽集団）が設計するプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）向けハイブリッドユニットの受託生産を開始した”