IS-LM / IS-MP批判｜phykm

(2025/06/08: マクロ恒等式が標準的なそれと違うという指摘があったので、直しました。(Tが引かれており実質的に可処分所得のバージョンになっていた) 導出に関連する以前の記事も修正しました) 以前の記事と重複するが、この教科書的(?)モデルに単独で批判を加えておく。一種の注意喚起だと思ってほしい。 IS-XX基本的なアイデアは、IS -LMでも、後継のIS-MPでも同じである。LMまたはMPは、所得と金利のトレードオフを表現する、$${Y,r}$$の単調増加関数を定義する。MPの場合は、インフレ率に対する応答を考慮できるようにインフレ率を$${ Y,r}$$の間の関係の追加のパラメータとして入れることがある。その場合はインフレ率にたいして金利は増えるようになっている。 IS曲線も同様にY-rの単調増加関数を定義するが、こちらは$${Y=C+ I + G}$$のうち、$${I}$$が

[wxitizi]

その情報はrに含まれているんでは。