SYNODOS JOURNAL : 震災後の日本社会と若者（３） 小熊英二×古市憲寿

2012/1/189:56 震災後の日本社会と若者（３） 小熊英二×古市憲寿 古市憲寿著『絶望の国の幸福な若者たち』（講談社）刊行記念イベント ―― 小熊英二・古市憲寿対談 / 2011年11月18日東京堂書店（構成 / 宮崎直子・シノドス編集部） 「震災後の日本社会と若者」（１） ⇒ http://synodos.livedoor.biz/archives/1883807.html 「震災後の日本社会と若者」（２） ⇒ http://synodos.livedoor.biz/archives/1884961.html ■3.11で何かが変わったのか 古市 一口に「震災後」といっても、その人の住む場所や置かれたポジションによってまったくリアリティが違うなと思います。東京など中央にいた言論人によく見られた言説ですが、3.11をきっかけに日本は変わって、新しい公共性や希望が生まれるというよ

[Midas]

寝言いうのもいいかげんにしろよw「1968」も「絶望の国」も10年後は誰も読んでない。存在すら忘れられてる/対抗文化に「換わる」若者だけの文化(大人に憎まれてる)がニートや引きこもり、嫌儲。これは10年後も確実に残る

[raf00]

小熊氏が明確にバッサバサと「架空の若者像」を切っていく。最後に残るのはいったい何だろう。

[ohnosakiko]

＞ファストファッションのブランドが68年をうたったり、年長者もジーンズをはいていたり、ロック雑誌の表紙に70代の人がなる時代に、ファッションや音楽がカウンターカルチャーになるわけがない

[felis_azuri]

『論壇で「日本が変わる」といっていた人の大部分は、前からいっていることを繰り返していただけ』『「被災地にボランティアに行け」という人は前から「若者は軍隊に行け」といっていた人』

[nessko]

「68年のようなカウンターカルチャー」　アメリカにはあったかもしれませんが、日本でやってたのはアメリカの若者文化にあこがれた子が真似してただけだよ。

[umeten]

>論壇で「日本が変わる」といっていた人の大部分は、前からいっていることを繰り返していただけでしたね

[doramao]

『震災を機に、その人が従来から思っている「望ましい方向」に変わってくれればいいなと期待表明をしているだけだ。』うん。以前より原子力政策に疑問を持ってたクチだけど震災後にその為だけに見える議論に違和感。

[white_rose]

小熊さんの名セリフ多すぎて抜き書きしきれない

[asahiko]

つづきよみたい

[kitone]

カウンターカルチャー　タブー

[wata300]

《ずいぶんと古い感覚してるんだなと思いました。若者は政治に一番無関心な層だというのは、1970年代以降は定説です。知識もないし、生活の厳しさも実感していないからです。》

[FTTH]

小熊　ご新著の中で、原発デモの取材に行って意外と年長者が多かったと書かれていましたけれども、ずいぶんと古い感覚してるんだなと思いました。若者は政治に一番無関心な層だというのは、1970年代以降は定説です。

[kaerudayo]

本1冊書いたら、倒れて、1年ぐらい療養していたって……すごいなぁ。

[chanbara]

「だから95年に社会が激変したというより、社会の変化がその時期に意識されるようになったということです。今回も同じで、この20年間ぐらい大きく変化してきていることが、これを機に意識された」

[YoshiokaAyano]

小熊英二×古市憲寿対談続き。1つの出来事で世の中がガラッと変わるということはまずない、という点は同意だけど、社会の変化というのはじわじわと起きるものでどこかに変化の山がある。後から振り返るとその山が2011

[fragilee]

この小熊さんって人はほんと面白いなぁ。この対談は先に進むにつれ面白さが増してくる♪＞＞

[namawakari]

人を殺せるレベルの分厚い本を書くと意識不明になるのか。

[taka181]

すごい納得。3.11前後、1995年前後で世界を捉えること、あるいは若者について。

[hieki]

社会を牽引しなければという特権階層の使命感・志と若者(ないしは若者以外)を括りだすアイコンとなるような文化の喪失／まあ確かに貧困への後ろめたさはないな。(被災への後ろめたさはある)俺自身が貧困だもの。

[maicou]

おーー

[chazuke]

まだ続くのかー、、、

[kybernetes]

そりゃこれだけ分析が薄かったら幸せになるわ

[myogab]

こうやって、既に実体の失われたイメージ(常識)を時系列で解体してくれるのは有難い。かたや、そのイメージの残滓を利用して煽動する事で、最大限の力を振るう勢力が存在するから。橋下とか、その他色々な改革論者。

[contractio]

「2000年代の後半は『1968』を書くのに精一杯で何もできなかったし、書き上げたら意識不明で入院して、その後1年近くは自宅療養で動けなかった」