asahi.com：高度な近世アイヌ農耕 遺跡から畝や鉄製農具 - 文化一般 - 文化・芸能

高度な近世アイヌ農耕 遺跡から畝や鉄製農具 2008年01月22日10時28分 ヒグマ狩りやサケ漁などのイメージから、「狩猟・漁労の民」と見られることが多いアイヌの人々。そんな彼らが、近世以前にかなり高いレベルで農耕を営んでいたことが最近の研究で明らかになってきた。江戸時代の文献などに「畝（うね）も作らず、放置したままの粗雑な農業」と記された姿は、実は現地を支配していた松前藩などによって抑圧された結果である可能性が高いという。 研究をまとめたのは、北海道開拓記念館の山田悟郎・学芸部長。 サケや昆布を採り、それらを交易することで、米や漆器、刀、鉄鍋などを手に入れる――。私たちが考えているような、いわゆる「アイヌ文化」は、１３世紀末（鎌倉時代後期）に生まれたと考えられている。 母体となったのは、ほぼ同じ地域に広がっていた「擦文（さつもん）文化」（７〜１３世紀）だ。表面にハケ目のある土器を使うの

[tikani_nemuru_M]

なるほど、文化を破壊しておいて、文化が低いとあざけるという侵略者の心性は洋の東西を問わないな。それにしても、地道な研究に頭を垂れるのみ。

[unyounyo]

「アイヌは農業できない」って旧土人保護法で土地を奪うためのイデオロギーじゃねーの。

[dj19]

マンガ「日本の歴史」なんかでも和人的な描き方を少しずつ見直しているようだが、漁猟、狩猟を野卑な視線で眺めてしまう現在に続く問題でもあるかと。

[Mikagura]

メモ。アイヌ系の農耕についての研究。しかし恐ろしく地道な検証手段だ…(ﾟДﾟ；)

[synonymous]

『松前藩の過酷な支配に抗議して起きたこの蜂起の後、同藩はアイヌに対して刀狩りを行い、農具をはじめとする、鉄製利器の入手を制限した。』

[ysk]

アイヌの農業。シャクシャインの戦いの後、松前藩が「農具をはじめとする、鉄製利器の入手を制限」し、「場所請負制が導入されたことで、アイヌの人々は、過酷な労働に駆り出され（…）農業を続けられなくなった」

[Basilio_II]

この研究はこれのことかな？→http://ci.nii.ac.jp/naid/40015957513

[shino-katsuragi]

「1669年（江戸中期）に起きたシャクシャインの戦いを境に」「松前藩の過酷な支配に抗議して起きたこの蜂起の後、同藩はアイヌに対して刀狩りを行い、農具をはじめとする、鉄製利器の入手を制限した。」

[felis_azuri]

『過酷な支配に抗議して起きたこの蜂起の後、同藩はアイヌに対して刀狩りを行い、農具をはじめとする、鉄製利器の入手を制限』その他の過酷な負担の結果、「従来のような農業を続けられなくなったのでは」

[rakusupu]

いくら何でもマキリじゃ畑は耕せんてw

[ketaro0809]

“シャクシャインの戦いを境にアイヌの農業は大きく変質したのではないか／藩はアイヌに対して刀狩りを行い、農具をはじめとする、鉄製利器の入手を制限／むしろ半農半漁に近かった可能性が高い”

[Zarathustra1951-1967]

"これまでアイヌの生業については漁猟の側面が強調されてきたが、この研究をみる限り、むしろ半農半漁に近かった可能性が高い。" なるほど女真とかと共通するのかな。

[e-domon]

本州の尺度でずっと「縄文時代」のカテゴリだったのがそもそもおかしい。気候帯からみても、農耕をして炭水化物を得ていたと考えた方が世界の他の同様の地域の事情にマッチする。

[cyunchol]

これは全く知らなかった。2008年の記事か… / http://t.co/AeM7wp3C：高度な近世アイヌ農耕　遺跡から畝や鉄製農具 - 文化一般 - 文化・芸能

[maturi]

シャクシャインの蜂起の後、松前藩はアイヌに対して刀狩りを行い、農具をはじめとする、鉄製利器の入手を制限｜アイヌは過酷な労働に駆り出されるようになり従来のような農業を続けられなくなったのではな

[saebou]

どんどん研究が進んでオホーツク文化などとの関わりももう少し明らかになるといいと思う。 #rekisinews

[takashi1982]

アイヌ史への見方が変わる研究科もしれん。こういう地道な作業こそが歴史家の仕事。この研究の通りだとすると、江戸から明治期にかけての収奪や同化政策の影響もより丁寧に調べなくてはならないだろう。

[kechack]

これまでアイヌの生業については漁猟の側面が強調されてきたが、この研究をみる限り、むしろ半農半漁に近かった可能性が高い。

[karatte]

結構前の記事

[Asay]

2008年の記事。きょうみぶかぁい！

[kanototori]

私たちとか言われても