. なかなかのトンデモ本だった。 この本を褒める人のプロフィールを確認したいので、ぜひレビューを投稿してほしい。きっと「右に傾いた人」だけだろうと予想している。 知らない著者だったので、タイトルだけを見て、うっかり「論理学者」の本だと思い購入してしまったが、著者は、自称「社会学者」で「ギャンブル学」「社会調査方法論」「犯罪学」が専門なのだそうである。Wikipediaで著作をチェックすれば、たしかに「ギャンブル学」を中心に、その種の本をたくさん出しているようだ。 それにしても、びっくりするのは、本書の内容にまとまりのないことである。 「論理学」の理路整然とした記述を期待していた者としての印象は「変なおじさんが、わあわあ言っている本」という感じである。まず「文体」が、「学者」のものとは到底思えない落ち着きのなさで、例えばこんな具合だ。 . (1)『ま、柔軟性ある姿勢と言うより、一種の○○師(