「ぼのぼの」がつなぐ日韓の絆 (左から)いがらしみきお、パク・チャヌク監督[映画.com ニュース] 韓国の映画監督パク・チャヌクが、「親切なクムジャさん」に続く新作「サイボーグでも大丈夫」(9月、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー)のプロモーションで来日した。日本の漫画を原作(土屋ガロン・作、嶺岸信明・画)にした「オールド・ボーイ」で、カンヌ映画祭審査員グランプリを獲ったパク監督だが、実は日本には他の憧れの漫画家がいた。何と彼は、いがらしみきおの「ぼのぼの」(最新刊29巻が竹書房より発売中)の大ファンなのだそうだ。「『ぼのぼの』の哲学的な問いかけに深く感動する」というパク監督は、「復讐者に憐れみを」の劇中に「ぼのぼの」のアニメを登場させたほど深い思い入れがある。一方、「オールド・ボーイ」に衝撃を受けたという、いがらしも、「復讐者に憐れみを」を地元の映画館で見ていたら突然「ぼのぼの」が出てき