2011年10月28日、NY大学で行われた「ワインとチーズの会」にて、世界的なゲーム理論家のアリエル・ルービンシュタイン先生が、さ迷える学生に送った、 Q&A によるアドバイス。歯に衣着せぬ過激な発言でも魅力的なルービン先生。以下、拙訳。 Q1. 博士論文が全く書けず絶望しています。どうすればいいでしょうか。 A1. まずは君がすべきではないことから話そう。自分の専門分野のセミナーに参加しすぎないこと。じゃなきゃ、先行論文に単にコメントを寄せることに終わってしまう。それらの文献のほとんどは、以前のバカげたコメントにさらにコメントをつけることで出来上がっている。 もし本当にいいアイデアが欲しいなら、自分のまわりをよく見て、違う分野の講義を取りなさい。私の博論のいくつかは(たとえば、モラルハザードと無限回におけるプリンシパル-エージェント問題がそうだが)、法律の講義を寝ながら聞いていたときに思
実は私はかなりのボクシングファンなのだが、それを知っている編集者の友人が面白いことを教えてくれた。ハワイの日系二世作家が書いた作品に、貧困から抜け出すためにボクシングを始めるという描写があるという。さらに、著者の意向で邦訳NGとなっているそうだ。それがミルトン・ムラヤマ(1923-2016)の連作短編集All I Asking For Is My Bodyだ。早速取り寄せて読んでみたが……この作品はボクシング小説云々以前に、文化と文化との間に揺れ動く人々を103頁に一文の無駄もなく詰め込んだ、移民文学の傑作だ。 ミルトン・ムラヤマ(1923-2016)は、九州からのハワイ移民の子として生まれる。1941年、高校卒業後にハワイ大学へ進学。同年12月、真珠湾攻撃によって日本とアメリカが交戦状態となると、ムラヤマは日本語話者として台湾へ送られ、日本兵捕虜などに対して通訳などの任務に就いていた。戦
芸術や文化に触れたいとき、あるいは非日常感を味わいたいときに足を向けたくなる美術館。 初めて美術館を訪れる人は「どんな格好をすればいいかわからない」「美術館にドレスコードはあるの?」など、コーディネートに不安を感じることが多いようです。 そこで今回は、美術館に行くときの服装マナーや、服装選びのポイント、最適なコーディネート例を紹介します。 美術館には貴重な美術品が展示されているので、厳しいドレスコードがあるのでは…と思う方もいるかもしれません。 実際には、美術館にドレスコードはないため、服装を理由に入館を拒否されることはまずないと言ってよいでしょう。 ただ、美術館やほかのお客さんに迷惑がかからないよう、守らなくてはならない最低限の服装マナーがいくつか存在します。 ■つばのある帽子はNG 多くの美術館では、美術品を間近でじっくり鑑賞できるよう、観覧スペースと作品の間にそれほど大きな距離を取っ
2月17日のH3ロケットの打ち上げについて、次の江川紹子さんのツイートに限らず「JAXAに打ち上げ失敗を認めさせたい」という意見ががはてブにもツイッターにも大量に見かけました。 Shoko Egawa on Twitter: "「失敗」か「中止」か。後者は、何らかの判断があって止めたニュアンス。でもJAXAは「失敗とは考えていない」と。メディアも「失敗」との言葉を避けている。失敗を失敗と認め、失敗から学んで次につなげればよいのでは…という気がするが。" https://twitter.com/amneris84/status/1626791731973980160 おそらく「失敗を認めたくないから意地を張っている」という考えが根底にあるもしれないのですが、そういう事じゃないんだよと言うことを説明したいと思って頑張って書いてみたい。 ちなみにマスコミが失敗と報道するのは自由だと思っています。
俳優の坂上忍が18日、「NewsBAR橋下」(ABEMA TV)に出演。フジテレビ系「バイキングMORE」のMC時代に受けた〝圧力〟についてぶっちゃけた。 【写真】「近い、近い」松井珠理奈に注意される河村たかし市長 番組事前アンケートで当時の番組作りについて「圧力はあった」と記述していたという坂上。進行役の高橋茂雄からどういう圧力か尋ねられると「難しいのって、圧力と忖度だと思うんです。僕多くは忖度だと思うんです。僕はテレビ局が弱くなったと思います。放送局の根幹って報道だと思ってるんで、報道が弱くなったと思います」と返答した。 MCの橋下徹氏から「具体的にプロデューサーかなんかが『こういうことは言わないで』とか?」と聞かれると、「分かりやすく言うと、その場合忖度じゃないですか。言われたことはいくらでもあります。でもそれの場合は、『ああそうですか、はいはい』って聞いてるふりして、生放送で言っち
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