熊本ヴォルターズは13日、選手へのパワハラでBリーグから処分を受けた西井辰朗取締役社長が同日付で辞任すると発表した。住永栄一郎代表取締役会長も6月30日をもって退任するという。 Bリーグの発表によると、西井氏は昨シーズンケガをしていない選手に対して契約解除をちらつかせ、インジュアリーリストへの登録申請に応じさせたという。昨年秋頃にBリーグへ通報が入り、調査した結果パワーハラスメント行為とインジュアリーリスト制度の不正運用と認定されたため、西井氏にけん責および制裁金150万円、チームの運営会社にけん責および制裁金250万円が科されていた。 西井氏は発表にあたり、クラブを通じてコメント。「まずはこのような事態になりましたことを、深くお詫び申し上げます。また、被害に遭われた選手に対して心より謝罪致します。裁定の結果については全て受け入れ、真摯に受け止めるとともに、深く反省しております」と謝罪し、