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ブックマーク / bokyakusanjin.seesaa.net (8)

  • アナホリッシュ國文學8号: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 『アナホリッシュ國文學』第8号が、5年ぶりに再出発。しばらく出なかったのは、この雑誌のために献身的につくしてこられた編集者のご病気によるものだったというが、ここに、8号が刊行されたことは、大変喜ばしい。特集は「太平記」で、兵藤裕己氏と呉座勇一氏の巻頭対談が面白い。歴史研究者が、平家物語と太平記とでは、向きあいかたが違い、それは一次史料の残存によるものだいう(なるほど!)話から始まって、呉座氏の『応仁の乱』についての自著解説、太平記の政治性・思想性、「楠木」か「楠」かなどの

  • 国文学論文目録データベースの、あまりよく知られていないこと: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。

  • 中尾松泉堂書店100周年: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 10月28日(水)・29日(木)の両日、中尾松泉堂書店の100周年記念展示即売会・展覧会・講演会が大阪美術倶楽部で催される。 展示即売会への出品もさすがにすごいものが多数出ているが、それとは別に展覧品があって、 「奥の細道」 自筆 「奈良絵 住吉物語」 秀頼 「西鶴 住吉大矢数第1句」 西鶴自筆短冊 「蒹葭堂来翰集」 司馬江漢他 「芥子園画伝 第三集」 蒹葭堂旧蔵 「澄清堂法帖」 中村不折旧蔵 「九段牛ケ淵」 北斎画 が展覧されるそうである。 また記念講演会が予定さ

  • くずし字教育プロジェクトの公式ブログ誕生: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。

  • 『秋成 小説史の研究』書評: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 『日文学』2015年5月号に、高田衛著『秋成 小説史の研究』の書評を載せていただいた。 この研究書は、高田衛先生の秋成研究の集大成、ではない。「音の秋成論」というほうが正確だろう。 「見えない世界」を希求する高田の研究方法は、「見える世界」のみから「実証」できることをのみ明らかにしてゆく「実証主義」と違って、想像力が必須なのである。 前著『春雨物語論』においても、その方法がとられていたが、今回のはそれがあからさまな主張となっている。いわば異形の文学史研究である。 な

  • 【再掲】研究会:近世における天皇歌壇とその周辺(教室変更): 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 (教室を変更したそうですので、訂正しておきます) 近世の和歌・歌壇についての研究会のお知らせです。 科研基盤(C)「光格天皇を中心とする堂上歌壇の実態と文芸ネットワークについての研究」(研究代表者:盛田帝子)の主催するもの。連携研究者である私は司会担当ですが、大谷俊太さんの講演をはじめとして、発表者・内容ともに大変充実したものになっております。公開ですので、興味のある方は是非、ご来聴ください。 近世における天皇歌壇とその周辺 日時 2015年2月28日(土) 13:00~

  • 国際シンポジウム「歴史的典籍画像の30万点Web公開と国際共同研究」: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 〈日研究の新地平〉「歴史的典籍画像の30万点Web公開と国際共同研究」という国際シンポジウムを開催いたします。 国文学研究資料館では、『国書総目録』に掲載される約50万点の典籍のうち30万点の画像を公開するという、壮大なプロジェクトが始まっています。このプロジェクトは人文社会科学分野として初めての大規模学術フロンティア事業として位置づけられています。現在、国会図書館や早稲田大学を初めとして、古典籍の画像のWEB公開が進みつつありますが、国文研の計画はその総量が飛び抜けて

  • 近世刊行軍書論: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 井上泰至さんの博士論文である『近世刊行軍書論―教養・娯楽・考証』(笠間書院、2014年9月)が刊行された。多くの著書を刊行してきた井上さんだが、彼の来の領分は軍書研究である。それも、すべての軍書を網羅的に調査・通覧するという基的な作業の上に論を構築する手堅いものであり、そういう点において他の追随を許さないところがある。 書はそういうわけで、「日近世文学史」「日近世小説史」からも「日近世思想史」からも、圏外扱いされてきた、「刊行軍書」のリストを挙げ、これを通覧し

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