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ブックマーク / inri.client.jp (4)

  • 「黒い九月」と「モサド」の報復合戦

    ●イスラエル政府は、「黒い九月」の活動にどう反応するかを決める「極秘委員会」を設置した。 極秘委員会はメイア首相とダヤン国防相が共同議長を務めた。 そして、この極秘委員会は、歴史的な決定を下した。「ミュンヘン・オリンピック襲撃事件」の計画・支援・実行もしくは間接的に関与した「黒い九月」のメンバーを“全て”暗殺する決定だった。徹底報復を決意したメイア首相は、この任務をイスラエル対外諜報局「モサド」に命じた。 こうして「神の怒り作戦」と名付けられた復讐が始まったのである。 ゴルダ・メイア 白ロシアのピンスク地区出身で、 イスラエルの第4代首相を務めた ●モサドのツヴィ・ザミル長官は、作戦部局の上級機関員のマイク・ハラリらを呼び、暗殺部隊の指揮を命じた。ハラリは、選りすぐった男女機関員でチームを構成し、その欧州コマンド基地をパリに設置した。 さらにイスラエル軍は、レバノンにジェット機、戦車、30

  • ナチス・ドイツの「超兵器」~多種多様な秘密兵器を開発していたナチス第三帝国~

    ■■第1章:報復兵器「Vシリーズ」〈1〉 ●第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの科学技術力は圧倒的だった。 当時、軍需大臣に昇進していたアルベルト・シュペーアは次のように書いている。 「1944年の段階では、ジェット戦闘機Me262だけが奇跡の兵器ではなかった。リモコンで飛ぶ爆弾、ジェット機よりも速いロケット戦闘機、熱線により敵機に命中するロケット弾、ジグザグコースで逃げていく船の音を探知し追跡・命中させる魚雷を我々は持っていた。地対空ロケットの開発も終わっていた。リピッシュ博士は、無尾翼の原理によって設計された戦闘機を開発していた。それは当時の飛行機製造の標準を遥かに超えたものであった。」 アルベルト・シュペーア 建築家出身で、建築好きのヒトラーに 気に入られ、1942年2月に軍需大臣に任命された。 合理的管理組織改革によって生産性を大幅に向上させ、 敗戦の前年の1944年には空襲下にも関

  • 「日ユ同祖論」の謎 ~ 「ヘブライ人渡来説」の研究

    天皇家と日人のルーツ(起源)を探ると 古代日史の奥に「ユダヤ問題」が 潜んでいることに気付く!? -- 注意 -- 最初に断わっておきますが、当館は日人 全てがヘブライの末裔だとは考えておりませんし、 将来、日人とユダヤ人が連合して世界を救うといった 優越感をくすぐるような選民思想的シナリオとも 距離を置いています(詳細はこちらで↓) ◆「日ユ同祖論」に関する注意事項 ◆ 10支族調査機関「アミシャーブ」の 最高責任者ラビ・エリヤフ・アビハイル ※ 1993年9月号の『エルサレム・ポストマガジン』では、 失われた10支族帰還問題が特集されたが、特集の中で紹介された 10支族調査機関「アミシャーブ」のラビ・エリヤフ・アビハイルは、 誌上では明言を避けたものの、彼の命は日人であるという。 興味のある方は下のファイルをご覧下さい↓

  • ナチスとアメリカの「優生思想」のつながり

    ■■第1章:ナチスとアメリカの優生学者は親密な関係にあった ●「優生思想」とは、劣等な子孫の誕生を抑制し優秀な子孫を増やすことにより、単に一個人の健康ではなく一社会あるいは一民族全体の健康を計ろうとする思想をいう。それゆえ、「優生学」は「民族衛生学」とも呼ばれる。 ●ドイツ歴史学者シュテファン・キュールが書いた『ナチ・コネクション』(明石書店)というでは、アメリカの優生学者とナチスの親密な関係が紹介されている。このを読むと、人種改良のイデオロギーは、決してドイツの科学者だけのものではなかったことが分かる。 戦後にドイツを裁いたアメリカこそが、実はナチスの優生政策の先駆者だったのであり、戦前のヨーロッパにはドイツの他にも優生政策を推進した国があり、福祉国家スウェーデンでは戦後も根強く優生政策を存続させていたのだ。 『ナチ・コネクション』 シュテファン・キュール著(明石書店) アメリカ

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