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ブックマーク / kifulog.shogi.or.jp (8)

  • 【梅田望夫観戦記】 (8) 繰り返す「青と壮」の戦い

    羽生挑戦者の封じ手は△2四同歩であった。これで二日目の勝負が始まった。 すぐに渡辺竜王が▲同飛。ここまでは当然の推移である。 ▲同飛の局面での次の一手としては「△4五歩か△6五歩」という難しい選択肢があったので、△2四同歩の局面で封じた羽生挑戦者は、当然指される▲同飛の局面で何を指すかを一晩考えることができたわけである。そして△6五歩がほどなく指された。 渡辺竜王がこういう状況を避けるためには、▲2四歩の前の局面(選択肢がある局面)で封じなければならなかったわけだが、そうするためには二日目の残り持ち時間に一時間半近くの差がついてしまう。渡辺竜王は、その残り時間の差のほうを重視し、昨日午後5時台に、▲2四歩を指して、封じ手の権利を羽生挑戦者に渡したのだった。 これが封じ手と持ち時間をめぐる昨日の二人の駆け引きであった。 ところで、昨日の勝負どころの対局室の中で、私は「渡辺の青」「羽生の壮」を

    【梅田望夫観戦記】 (8) 繰り返す「青と壮」の戦い
  • 羽生棋聖が勝って防衛

    99手まで羽生棋聖が勝ちました。これにより3勝1敗で8期連続、通算14期目となる棋聖位防衛を果たしました。終局時刻は18時40分、消費時間は▲羽生3時間51分、△豊島3時間52分。 (八雲)

    羽生棋聖が勝って防衛
  • 伊原木・岡山県知事が来訪

    控室には、伊原木隆太・岡山県知事が来訪しています。対局開始も盤側で見守っていました。 (伊原木隆太・岡山県知事) (穴熊と棒銀を組み合わせて果敢に攻めている。知事は小学生のときに将棋クラブに入っていた経験はあるが、その後は観戦中心で楽しんでいるそうだ) (対局相手は村田智穂女流二段) (翔)

    伊原木・岡山県知事が来訪
  • 新竜王に聞く

    共同インタビューの内容を一部掲載します。 ──シリーズ通じて第4局、第5局と「自信がなかった」と言われていましたが、苦しくなってからの指し方など、考えていたりしますか? ひとつは「相手に分かりやすい決め手を与えない」ということ、あとは「例え最善手でなくても、勝ちやすい形を作る」ということですね。 ──早指しで相手に考える余裕を与えないのは、意識してのことですか? 竜王戦は普段より時間(持ち時間)が多いですが、なくなってしまえば同じなので。良いときはなるべく(早指し)しないよう心掛けてます。ただ悪いときは逆転しないといけませんし、時間も戦術のひとつなので。あと自分が悪いと思っているときは、積極的に(読みを)飛ばしますね。読みの枝がいくつもある中で、ひとつ都合の悪い変化があれば、それをどんどん切り捨てていく。苦しいときほど切り捨てる手がはっきりするので、必然的に早指しになりやすいです。ただ今日

    新竜王に聞く
  • 竜王戦中継plus : 糸谷七段、逆転で初戴冠に王手

    △9九角を見て森内竜王が投了しました。投了図以下、先手玉は▲9九同玉△8九金▲9八玉△7八飛成▲同銀△8八金打までの詰みです。終局時刻は17時10分。消費時間は▲森内7時間59分、△糸谷6時間2分。糸谷七段が逆転で勝利をつかみ、シリーズ成績を3勝1敗に。初戴冠にあと1勝と迫りました。

    竜王戦中継plus : 糸谷七段、逆転で初戴冠に王手
  • 散策

    記念撮影を終えた糸谷七段は、数名の関係者をともなってワイキキの散策に繰り出した。目当てはパンケーキ屋。そこでは思わぬ出会いが待っていた。 それは日からハワイに来た関西の棋士との合流。船江恒平五段、西川和宏五段、宮広志四段、香川愛生女流王将がテーブルに加わった。 (糸谷七段と肩を組む船江五段=左) (西川和宏五段=右、宮広志四段) (香川女流王将=右もテーブルに)

    散策
  • 羽生王位が防衛

    図の局面で木村八段が投了。4勝2敗1分で羽生王位の防衛が決まりました。 終局時刻は16時31分。消費時間は▲羽生6時間8分、△木村7時間43分(持ち時間、各8時間)。羽生王位の王位獲得は連続4期、通算16期。七大タイトルの総獲得数は89期。 (牛蒡)

    羽生王位が防衛
  • 甲斐女流王位、タイに戻す

    △8六銀(図)を見て清水女流六段が投了。甲斐女流王位が第2局を制し、シリーズ成績を1勝1敗のタイに戻した。第3局は5月21日(水)、福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」 で行われる。 (文)

    甲斐女流王位、タイに戻す
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