ファノンを読む前に、 昨日自宅に届いた「前夜」という批評誌(1~4号)の一部を今読んでいました。 (これは4冊3000円の特価セールで買いました 笑) 一番気になっていたものは、駒込武さんの「台湾史をめぐる旅」です。 (5号まで連続で連載されています。) 1号には、駒込さんが台湾に初めて訪れたときのことが書かれていました。 そこの記述で本当に驚いたものがありました。 (台湾の歴史はあまりにも複雑なのですが、、、) 台湾の歴史と現在について、日本人があまりにも無知であることが、台湾の人々を追い詰める重要な要因を構成している。事実、国際的に孤立した状況を克服しようという焦りのなかで、台湾独立派の有力者たちは、日本の右翼との連携を深めている。2001年の春には小林よしのりの「台湾論」が翻訳・出版され、独立派が無償で配布し、反独立派が街頭で焼くという事件が起こった。 台湾に生きる人々が相互に鋭い緊