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ブックマーク / east-asian-peace.hatenablog.com (8)

  • 私たちが忘れてしまった初めての慰安婦証言者…その名は裴奉奇<ぺ・ポンギ> - 東アジアの永遠平和のために

    우리가 잊어버린 최초의 위안부 증언자…그 이름, 배봉기 : 일본 : 국제 : 뉴스 : 한겨레 2015.8.8 ハンギョレ新聞 金ユニョン特派員 ハンギョレ土曜版カバーストーリー 最初の慰安婦証言、故・裴奉奇ハルモニ 沖縄と小さな島で訪ねたうら寂しい痕跡 ハルモニの晩年、家族のように面倒を見た在日朝鮮人総連合会(総連)沖縄支部の金ヒョノクさん(73)夫婦と一緒に外出をした時に撮った写真。写真は金スソプさん夫婦の提供。 韓国社会が記憶できていない裴奉奇<ぺ・ポンギ>ハルモニ(1914~1991)は、朝鮮半島出身の女性の中で、自らが元慰安婦であったことを初めて明らかにした人物だ。裴ハルモニは1914年9月に忠清南道礼山郡シンレウォン里で生まれ、1991年10月18日に那覇市まえばし2丁目で亡くなった。写真は、ハルモニの晩年に家族のように面倒を見た在日朝鮮人総連合会(総連)沖縄支部

    私たちが忘れてしまった初めての慰安婦証言者…その名は裴奉奇<ぺ・ポンギ> - 東アジアの永遠平和のために
  • 和解という名の暴力 ─ 朴裕河『和解のために』批判(徐京植) - 東アジアの永遠平和のために

    徐京植さんと高文研のご厚意により、『植民地主義の暴力』(徐京植著、高文研、2010年)に所蔵された論考「和解という名の暴力」を公開する許可をいただきました。誠にありがとうございます。 ■目次 「国民主義」とは何か 植民地責任論 「道義的責任」というレトリック 「記憶のエスカレーション」 和解のために? 「和解という名の暴力」──その流通と消費 一枚の絵から何が読み取れるか 和解という名の暴力──朴裕河『和解のために』批判 他人の歯や眼を傷つけながら、報復に反対し、寛容を主張する、そういう人間には絶対に近づくな。──魯迅「死」 「国民主義」とは何か 稿では、いわゆる「先進国」のマジョリティが広く共有する「国民主義」が、いわば「国境を越えた共犯関係」を形成することによって、旧植民地宗主国の「植民地支配責任」を問題にしようとする全世界的な潮流に対する抵抗線を形成しているという状況について述べる

  • 「慰安婦」問題と日本の民主化(岡野八代) - 東アジアの永遠平和のために

    出典:「慰安婦」問題と日の民主化(岡野八代)(立命館言語文化研究23巻2号 2011年10月) ■目次 1)国民基金とWAMの比較検討 1-1)背景 1-2)国民基金デジタル記念館とWAMとの比較検討 1-3)国民基金の時代錯誤的な政治的効果 2)「慰安婦」問題で問われているのは、日の民主化である。 稿は70年代の韓国民主化運動の象徴的存在であった金芝河にまつわるエピソードを引きつつ、元日軍「慰安婦」制度の被害者が求めているのは、「日の民主化」である、とする宋連玉さんの主張を引き取りながら、「女性のためのアジア平和国民基金」(以下「国民基金」と表記)をめぐる議論を検証していく。そして、東京で開催された女性国際戦犯法廷から10年がたち、金学順さんのカムアウトから20年を迎えようとするなかで、いまだ解決をみない日軍性奴隷制度問題によって問われているのは、日における民主主義それ自体

    「慰安婦」問題と日本の民主化(岡野八代) - 東アジアの永遠平和のために
  • 『帝国の慰安婦』書籍の出版等禁止及び接近禁止の仮処分決定 - 東アジアの永遠平和のために

    ソウル東部地方裁判所が2015年2月17日、『帝国の慰安婦』が被害者の名誉を毀損しているとして出版停止と接近禁止を求めた裁判において、「著書内容のうち34カ所を削除しなければ出版、販売、配布、広告などをできない」と一部訴えを認めた仮処分決定を下しました。その決定文を以下に記します。 目次(Webページ用) 主文 申請趣旨 理由 1.基礎事実 2.当事者の主張 3. この事件の出版禁止などを求める部分に関する判断 a.関連法理 b.日軍慰安婦の「性奴隷」であり「被害者」としての地位 c.原告などの日軍慰安婦に対する日国の法的責任 d.この事件の原告らの人格権を重大に侵害する内容として削除を命令した部分 e.この事件の残りの部分の出版禁止などを求める申請に関する判断 4.結論 別紙1 図書目録      別紙2 引用目録 ソウル東部地方裁判所 第21民事部 決定 事件:201

    『帝国の慰安婦』書籍の出版等禁止及び接近禁止の仮処分決定 - 東アジアの永遠平和のために
  • 「従軍慰安婦」問題と歴史像-上野千鶴子氏に答える(吉見義明) - 東アジアの永遠平和のために

    目次 はじめに 1.「慰安婦」問題の初歩的誤解 2.だれが文書史料至上主義か 3.「慰安婦」制度は公娼制か 4.国際法違反を問うことは強者の論理への屈服か はじめに 「新しい歴史教科書をつくる会」に属する人たちと私たちとの聞の「従軍慰安婦」問題に関する論争の評価については、これまで、どっちもどっちだ式の、両者をともに非難する言説が少なくなく、いささかうんざりしていた。 しかし、「記憶の政治学」により上野千鶴子氏が論争に参加したときは、これとは異なり、私たちの側に立って、しかも、たとえば私のいたらなさを批判しながら、加わってくださったと思い、「日戦争責任資料センター」主催のシンポジウムでは、それを「歓迎」したのだった。 しかしながら、その後、上野氏の「ポスト冷戦と『日歴史修正主義』」を読むなかで、そんな単純な問題ではないと思い知らされることになった。 このなかでは、上野氏はつぎのよう

    「従軍慰安婦」問題と歴史像-上野千鶴子氏に答える(吉見義明) - 東アジアの永遠平和のために
  • 鄭栄桓氏による『帝国の慰安婦』書評のまとめ - 東アジアの永遠平和のために

    明治学院大学 鄭栄桓准教授による朴裕河『帝国の慰安婦』書評の各回内容を下記の通り整理しました。 (1)朴裕河『帝国の慰安婦』の「方法」について 証言や資料のつぎはぎ、つぎはぎされた資料群からも導きだせない根拠なき解釈 (2)朴裕河『帝国の慰安婦』の「方法」について(2) 植民地支配を「不正義」とする立場の放棄を求め、「帝国」の側からの憐憫を促す (3)朴裕河『帝国の慰安婦』の「方法」について(3) 「慰安婦」制度への日政府と軍の責任範囲に対する極端な限定 (4)朴裕河『帝国の慰安婦』の「方法」について(4) 憲法裁判所「決定」の歪曲による被害者たちの権利の消滅化 (5)朴裕河『帝国の慰安婦』の「方法」について(5) 日韓協定についての文献を理解しないことによる珍妙な主張 (6)杉田敦「根源は家父長制・国民国家体制」(『帝国の慰安婦』書評)について 恣意的な論法による日軍の責任極小化、天

    鄭栄桓氏による『帝国の慰安婦』書評のまとめ - 東アジアの永遠平和のために
  • 「現在」を問うということ/藤井たけし - 東アジアの永遠平和のために

    (ハンギョレOpinionより翻訳) 最近話題になっている<帝国の慰安婦>を今になって読んでみた。いくつかの印象を受けたが、最も問題に感じられたのは、「運動」を眺める朴氏の視点であった。 「日の支援の動き」が「政治化」され、「帝国日」だけではなく、「現代日」まで批判するようになったと指摘しながら、著者は次のように言う。 『慰安婦問題の解決が難しかったのは、まさにそのように、運動が「現在」を求める運動がされたからでもある。』壁にぶつかった感じだった。 私は1990年代の日では「慰安婦問題」を解決するための運動に参加するようになった理由がまさにそれが現在を問う運動だと思ったからだ。もちろん、「日軍慰安婦」という存在自体は、過去に属しているが、問題としての「慰安婦問題」は、現在の問題だ。そして、現在という時間の中で私もこの問題を知った。つまり、私は現在という時間をパラメータとして慰安婦

    「現在」を問うということ/藤井たけし - 東アジアの永遠平和のために
  • 慰安婦ではなく慰安所の問題、明白な国家犯罪 - 東アジアの永遠平和のために

    「『日軍慰安婦』論争·②」忠南大学校 ユン・ミョンスク(尹明淑)専任研究者インタビュー  イ·ジェホ記者 、ソ・オリ記者  (プレシアンより翻訳) 日軍「慰安婦」をめぐる論争に関する専門家インタビュー、その2回目は、忠南大学校  ユン・ミョンスク専任研究員のインタビューだ。ユン専任研究員は、慰安婦問題の隠されてきた事実を明らかにした1991年の日軍「慰安婦」被害者・金学順ハルモニの証言以来、これまで20年以上に渡り日軍慰安婦問題についての研究や様々な著述活動を続け、国内の慰安婦問題の研究における有数の権威だ。 ユン専任研究員は、日帝時代当時に日軍が直接朝鮮人女性を連れて行ったケースは少なく、慰安婦は強制連行されなかったとの一部の主張について、「朝鮮が日の植民地だったので可能だったのだろう」と一蹴した。 彼女は当時、朝鮮ではすでに業者や売春斡旋業者が多い状況であったし、「公娼」の

    慰安婦ではなく慰安所の問題、明白な国家犯罪 - 東アジアの永遠平和のために
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