解体新書「捕鯨論争」 作者: 石井 敦編出版社/メーカー: 新評論発売日: 2011/05/13メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 20回この商品を含むブログ (7件) を見る 捕鯨問題についての良心的な好著。捕鯨問題は、授業でも一部触れる。認識が深まり、読んでよかったと思う。 なにより捕鯨問題の全体像が概観できる。捕鯨推進側でもなく反捕鯨側でもなく、イデオロギーに彩られていない知識が手に入る。捕鯨問題をめぐる歴史、捕鯨の国際的管理、調査捕鯨の現状など、オイラは知っているようで知らなかった。 なぜ捕鯨問題では日本は強気なのか そもそも、外圧に弱く、アメリカ追随型の外交を展開してきた日本が、なぜIWC(国際捕鯨委員会)では、アメリカやヨーロッパを向こうに回し、捕鯨推進という大立ち回りを演じてきたのだろうか。「商業捕鯨推進のために決まっている」という声が聞こえてきそうだが、本書では
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