タグ

ブックマーク / lifehacking.jp (57)

  • 一周回っての "Making things for the Web" という生き方

    ちょっと長いですが、昔話からはじめて一周戻ってくる話をしたいと思います。 その昔、ウェブに情報発信をすることがホームページを作ることであったり、黎明期のブログに書き込むことや、掲示板に書き込むことだったりした頃は、タイトルをどのように書いてキーワードをどの場所に入れれば検索流入が増えるか、より多くシェアされるかという視点はありませんでした。 情報の発見が手動や偶然や伝聞に依存していたからこそ、RSSを駆使してウェブを丹念にウォッチするのが効率よかったですし、いまはもうサービスを終了したStumbleUponといったサービスが利用されましたし、ブログの記事に言及されたことが元記事にさかのぼって表示されるトラックバックといった機能がとても便利だったわけです。 しかし情報の流通量が膨大になり、よりリアルタイムになるにつれて、そうした記事の伝播のしかたはとても効率悪いものになってしまいました。情報

    一周回っての "Making things for the Web" という生き方
  • Evernoteをもう一度ゼロから始めよう

    お正月は以前から準備をしていた作業として、Evernoteに保存されているノートをすべて削除・移行して、ゼロからスタートするという作業をしていました。 Evernoteは非常に便利なメモツールであり、ファイルの置き場であり、作業環境ですが、時間がたつほどにデータのノイズが多くなりすぎて利用しづらくなるという難点があります。 あまりに情報をキャプチャーしやすいのでノートをどんどん増やすのですが、「いつまでも保存したいもの」「一瞬だけ覚えておけばいいもの」「保存したときには重要だと感じたものの、時間とともに意味がなくなったもの」が同時に検索にひっかかってしまうとともに、現在利用しているノートと利用するつもりのないものが混ざってしまうのです。 イメージとしては、5年分のファイルが散らばっているデスクトップを想像していただければよいかと思います。ある程度の整理整頓はできるのですが、やはりしだいにデ

    Evernoteをもう一度ゼロから始めよう
  • 覚えてます?「ライフハック」の語源とそれに引き続くおかしな歴史

    木曜日に迫った「ライフハック大全 - 人生仕事を変える小さな習慣250」の発売ですが、一番不安なのは、これだけ大きなフォントで「ライフハック」って書いてあるのに: なんだそれ? で終わってしまうことだったりします。それに比べれば「あ、これって『◯◯するライフハック』というテンプレのあれでしょ?」と若干揶揄されつつ思い出してもらえるほうがましなのですが、実のところこのルーツっていま20代、30代の人は知らない人もいるはずです。 というわけで、ちょっと言葉のルーツを振り返っておきたいと思います。前もって言っておくと、「へー」となるだけで、あまりためになる話ではありません(笑) オライリーのとあるプレゼンで飛び出した言葉 「ライフハック」という言葉はもちろん「ライフ = 人生」を「ハック」することから来ているのですが、これが用語として初めて登場したのは2004年、もう13年も前のことになります

    覚えてます?「ライフハック」の語源とそれに引き続くおかしな歴史
  • 君に武器をあげよう。新刊「ライフハック大全:人生と仕事を変える小さな習慣250」11月16日に発売

    この夏ずっと書き続けていた「最後のライフハックプロジェクト、ようやく最後の編集会議を通過して、タイトルが決定しました。その名も**「ライフハック大全:人生仕事を変える小さな習慣250」**です。 大全というキーワードは、私がリスペクトしている読書猿さんの好著「アイデア大全」をすぐに思い出しますが、この企画を編集者さんからいただいたときに提示されたコンセプトが「この10年のライフハックのすべてを盛り込めるだけのボリュームを」というものでした。 この「大全」には、2004年に誕生して以来、ブログやで膨大に書かれてきたテクニックや話題を、私がフィルターとなって250個まで凝縮したという、量の感覚と、時間を経過しても有用性を失っていないという重みを盛り込んだつもりです。 そもそも、ここでいう「ライフハック」って? ライフハックというと「◯◯なライフハック」という言葉がネットでは定型句になっ

    君に武器をあげよう。新刊「ライフハック大全:人生と仕事を変える小さな習慣250」11月16日に発売
  • 「3-2-1 ルール」でデータを完璧にバックアップする

    先日、「Evernote で大規模なデータ消失の障害があったのでは!?」という記事が書かれて騒動になったものの、実際は報道されたよりもかなり影響が小さかったことがわかってユーザーが胸をなでおろすという事件がありました。 クラウド、特にサーバーとクライアントの両方にデータが存在する Evernote の信頼性が高いのは実に心強いことですが、それでも大事なことを忘れてはいけません。バックアップです。 バックアップについて、ここまでやればほぼ完璧という「3・2・1バックアップ」というものを前から耳にしていました。それは: 3箇所にバックアップをとる 少なくとも2種類の方法で 少なくとも1つのバックアップはオフサイトで というスキームです。理屈は次のようになっています。 3つのバックアップ 3箇所のバックアップというのはもちろん、万が一バックアップが動作しなかった場合、バックアップも同時に破壊され

    「3-2-1 ルール」でデータを完璧にバックアップする
  • 卒論・修論をなくさないための、日本が沈没してもファイルが残るバックアップ

    一月のこの時期は、大学では卒論修論の仕上げの時期で学生たちも殺気立っています。今週は新潟の大学で研究会があったのですが、その場でも卒論が、修論が、という話題は時折耳にしました。 そんなときに、とても大事なのがバックアップです。卒論が仕上がる頃になってパソコンの不調やヒューマンエラーで論文が飛んでしまうなどというのは、意外によくある話です。急な寒さがやってきた朝、研究室にいくとサーバーも異常停止していて、機械も心も寒くなっていたという状況を目撃したのは一度や二度ではありません。 心理的に起こり得ないと思うできごとほど、実際には起こり得る。これを念頭に、バックアップはしっかりおこなわないといけないのです。 できることならバックアップはきりの良いときではなく、常に、関係するすべてのファイルに対して行いたいものです。しかもできるだけ履歴付きで。というのも、論文が消えるのも致命的ですが、肝心の図表に

    卒論・修論をなくさないための、日本が沈没してもファイルが残るバックアップ
  • 「2017年にしたいこと」をすべて書き出す効能

    あけましておめでとうございます。今年も Lifehacking.jp は仕事と習慣、ガジェットと新しいメディアの最前線を追い求めるブログとして、地味に更新を続けようと思います。 新年は恒例で、その年をよい初速で始めるためのヒントの記事を載せているのですが、よい習慣をつくってみたい、仕事や家庭を充実させたいと考えるときに案外落とし穴になるのが、未来に対して明確なイメージをもっていないので、どのあたりが現実的な目標になるのか自分で自分がわからないという点です。 ふだん忙しくて、周囲から求められるままに仕事をしているときには特にそうですが、対外的になにかをこなしている自分が「当の自分」だと錯覚してしまい、当は何をするつもりだったのかを忘れてしまいます。 多くの人にとって、年末はそうした日常との断絶がありますので、自分のしたかったことを捉え直すチャンスです。そのとき有効なのが、したいことをすべ

    「2017年にしたいこと」をすべて書き出す効能
  • Evernoteのプライバシーポリシーにまつわる混乱の背景にあるもの

    もう先々週のことになりますが、Evernoteがプライバシーポリシーを変更する、しかもその内容がユーザーに対して一方的なもので大きな批判を浴びるという事件がありました。 その後、Evernote CEOのクリス・オニールが事情を説明し、批判を浴びた部分については見直すという発表をおこなって多少は炎上が収まったようにみえるのですが、質的な問題はそのままになって残っています。 いったいなにが問題だったのか? 今後も Evernote を信頼して使い続けていいのか? について個人的な立場で考えていることをまとめておこうと思います。 問題となったプライバシーポリシーの変更 今回問題となったのは、当初2017年の1月に発効を予定していた新しいプライバシーポリシーです。この内容についてはブログ記事などの告知はなく、送信されたユーザー向けのメールのなかで説明が行われていました。 その骨子としては、今後

    Evernoteのプライバシーポリシーにまつわる混乱の背景にあるもの
  • Apple VS FBI、錯綜する事件がなぜ私たちにとって重要かについて (Lifehacking Newsletterより)

    Apple VS FBI、錯綜する事件がなぜ私たちにとって重要かについて (Lifehacking Newsletterより) すでに多くのメディアで取り扱われているように、カリフォルニア南郊のSan Bernardinoで発生したテロ事件の犯人のもっていたiPhoneをめぐって、AppleとFBIとの間に大きな法廷闘争が巻き起こっています。 重要なのは、これはところどころのメディアで誤解されているような「iPhoneの暗号を破る」という問題でもなければ「FBIがこれ以降すべてのiPhoneに侵入できるようになる」という話題でもありません。しかし、いずれはそうなってしまう可能性もあるという点で非常に重要で、注目に値する事件です。 これについて最新のLifehacking Newsletter #08 でだいぶ分量を使って解説しましたので、購読されているかたはお手元に届いているかと思います。

    Apple VS FBI、錯綜する事件がなぜ私たちにとって重要かについて (Lifehacking Newsletterより)
  • 短い出張なら、パソコンのかわりにiPhone+Bluetoothキーボードで十分

    MacWorld の記事で、旅行をするならノートパソコンをもちあるくよりも、iPhoneBluetooth キーボードだけで十分という記事が登場していて、そうだよね!同好の士がいたか!と嬉しくなっています。 Why you should use your iPhone with a Bluetooth keyboard as your main travel computer | MacWorld 副題が、“It’s not as crazy as it sounds” 「聞いた印象ほどおかしなことではない」となっているのですが、実際、メール、原稿の執筆、ウェブの検索といった基的なことはすべてiPhone 上でできるのですから非現実的ではないのです。 唯一足りないのが、単位時間あたりの生産性を高めるための入力方法で、そこで Bluetooth キーボードの登場となるわけです。 iP

    短い出張なら、パソコンのかわりにiPhone+Bluetoothキーボードで十分
  • 「コンテンツは有料のほうが面白い」に反駁する

    英語には “Beauty is in the eye of the beholder” という表現があります。Beholder というのは「見ている人」「観察している人」という意味で、直訳するならば「美とは、それを見ている人の目の中に映るものだ」となります。 ここ最近、ウェブのどこからか知りませんが「コンテンツは有料のほうが面白い」という奇妙に面白い言葉が漂流してきて、もう何度目になるかわからない思考をめぐらせていました。 結論から先に言うと、それは常に読者が決めることなのではないかと思うのです。面白さは、読者の目の中にこそあるのです。 面白さは読者が決める 私もこうした真面目くさった文章を書き続けて長いのですが、読者からの反応はその都度違っていて、興味が尽きません。これはよいものが書けたと思う日であっても反応が薄い日もあれば、どうしてこの記事に?と思うくらいの反響がある日もあります。 反

    「コンテンツは有料のほうが面白い」に反駁する
  • 毎日、毎週、毎月の繰り返しタスクを管理するアプリ:Routines

    新年の連続記事で、自分のKPIを考えること、それをチェックリストに落としこむことについて書きました。 明日からはまた年末年始の非日常的な時間ではなく、日常的な時間の繰り返しが始まります。そうした毎日のなかで遠くにある目標に近づいているかどうかを簡単なな指標とアクションに還元して管理できるといいのですが、こうしたチェックリストはちょっと扱いが面倒であったりします。 やったことがあるひとならわかると思うのですが、これをリマインダやToDoリストのなかで管理するのは煩雑です。というのも、毎日同じリストをリセットさせる必要がありますので、通常のToDoと混ぜるとわかりにくくなるのです。 そこで、毎日、あるいは毎週、繰り返しやるべきことが表示されていて、一日のおわりにはリセットされるToDoリストがあるといいのにと考えます。 探してみると、そういうアプリがあるのです。iPhone / iPad で利

    毎日、毎週、毎月の繰り返しタスクを管理するアプリ:Routines
  • 2016年を最高の年にするために、自分のKPIを考えてみよう

    あけましておめでとうございます。Lifehacking.jp の堀(@mehori)です。年もこのブログは人生をゆるやかに変える小さな週間や話題について地味をモットーにご提供できればと思っています。 新年にさまざまな目標を掲げて、新しい一年に臨んでいる人は多いと思います。目標を立てるだけではなく、それを実現するために中目標・小目標へとブレイクダウンして、すぐにとることができるアクションを考えるということも、仕事術の定番として定着していると思います。 でもそれに対してあまり注目されないのが、どのように行動していたら自分は前進しているのか? という確信を得るための手段です。今年は小説を書くぞ、と決めたとして、その目標に向かうための小目標が1月中に1章を書くことだったとして、どのような行動を毎日とっているなら、その目標に近づいているのか? という視点です。 これは特に目標が漠然としていたり、目

    2016年を最高の年にするために、自分のKPIを考えてみよう
  • 習慣化からMPからEvernoteに論文工場まで。2015年のベスト記事から

    2015年も終わりが近づき、恒例の「年間レビュー」をしている人も多いと思います。年間レビューは、そういう具合に名前をつけると特別なことのように聞こえますが、単に: 今年うまくいったこと、うまくいかなかったことをまとめる 来年にむけた四半期ごとのプロジェクトを考える 実現にむけたアクションを洗い出す という、3つのステップに基づいた一年の振り返りです。このレビューのために、少なくとも12月の数日を、ながければ1週間ほどを割り当てていますが、これを行なうかどうかで新年の初速が違います。 それとは別に、ブログとしての振り返りもしています。Lifehacking.jp では今年もさまざまな記事を紹介してきましたが、そのなかでも最も読まれ、かつ自分でも気に入っているものを紹介し、そのうえで来年にむけた簡単な振り返りを行いたいと思います。### 2015年のベスト記事 Lifehacking.jp は

    習慣化からMPからEvernoteに論文工場まで。2015年のベスト記事から
  • Googleカレンダーに「追跡してくる」リマインダ機能が追加

    えっ、まだその機能なかったの? と驚いてしまうのですが、Google カレンダーにリマインダ機能が追加されると家 Gmail Blog で告知がされています。 Google カレンダーは Android の Material Design のルック&フィールになってからさまざまに進化しているのですが、その一つが「イベントのストリーム」して予定を表示する機能や、Gmail のなかでホテルの予約などを自動的に検索して予定に追加する機能です。 今回のリマインダ機能はメールからカレンダーへToDoを送り、時間に束縛された予定と、達成するまでは消えずについてくる「タスク」とを同時に Google カレンダー上で管理できるようにしてくれるものです。 リマインダは、時間が経過しても追跡してくる この「ついてくる」というUI上の動きが、今回の新機能らしくない新機能の新しい点になります。リマインダが追加さ

    Googleカレンダーに「追跡してくる」リマインダ機能が追加
  • まさに論文工場。アウトラインプロセッサとエディタを融合したManuscripts

    どんな科学的発見も、最後は論文にしなければいけません。発見は発見でしかなく、それを文章にまとめて、他のひとが理解できるように共有できてはじめて、それは知見となるからです。 同じことは、私の業である科学の最前線であれ、大学の卒業論文であれ、こうしたブログ記事でも同じです。 しかしこのプロセスが苦手だという科学者は実におおぜいいて、この「論文の壁」が多くの才能を阻んでいるといっても過言ではありません。 こうした論文作成の作業については、いままでそれに特化したツールがあるようでいて、なかなかありませんでした。 Manuscriptsはそうした状況に一石を投じるとても個性的なツールです。エディタと、アウトラインプロセッサ、図表や数式に参考文献をすべてひとつのツールで執筆できる、まさに論文作成工場なのです。### 段落まで構造化されたアウトラインプロセッサ+エディタ なぜ科学者にとって論文を書くの

    まさに論文工場。アウトラインプロセッサとエディタを融合したManuscripts
  • 本を読んで、本を書こう。日本独立作家同盟主催「本を読ませる技術」イベントに登壇します

    を読むことは、を書くことでもあります。ちょっと言い方が極端かもしれませんが、私はそう信じています。 読むという行為は、自分のなかにその書物の作品世界や、論理空間を構築することです。ここで著者が書いたとおりのものがわたしたちのなかに生まれることは決してなく、常に、を触媒として「ほんのちょっと違う世界」が生まれるのです。これが、内的に書かれるもう一つのなのです。私たちはみな、を生み出しているといってもいいのです。 興味がでてきましたか?それならば、今回のこのイベントはおすすめかもしれません。 「デジハリ図書館長と一緒に考える『を読ませる技術』」イベント NPO法人日独立作家同盟の主催で、「デジハリ図書館長と一緒に考える『を読ませる技術』」というイベントが10月9日(金)19時から開催されます。 誰でも作品を発表し、簡単に販売できる時代です。紙の新刊は年間約8万点ですが、電子の新

    本を読んで、本を書こう。日本独立作家同盟主催「本を読ませる技術」イベントに登壇します
  • ブログ論と、芸と、測定不能なもっとも大切なものについて

    一番大切なことは、意外に測定できない。すくなくとも、数字に置き換えることができないことが多い。 Seth Godinのブログに、“Measure what you care about (re: the big sign over your desk)”という記事が登場していて、まさにこの点について語っています。 たとえばウェブサイトでショップを運営している人は必ずしもサイトにやってくるひとが何分ページを開いているか、直帰率はどのくらいなのかという数字そのものが大切なわけではありません。 単純な売上も数字としては追えます。しかしそれは、顧客の心が動き、魅力を感じて買い物をしてくれたかという最も大切な部分をほのめかすだけで、教えてはくれません。 ときとして、私達は最も大切なものがわからない以上、その置き換えの数字から推論をすることしかできないのです。 さて、ここで強引にこの話を最近耳にするこ

    ブログ論と、芸と、測定不能なもっとも大切なものについて
  • 時間が足りないのではなく、MPが不足して何もできないとき

    「忙しすぎて、◯◯ができない」でも、当に? Basecampの開発者のブログ、Signal v. Noiseでジェイソン・フリードさんが、時間がないことと、アテンション、つまりは注意力・関心がないこととの違いについて記事にしています。 ここで注意したいのは、attentionを「注意力」「関心」と理解してしまって、注意が足りないから、関心がないからととらえてしまうと誤解に導かれる点です。 Attentionにはそうした意味もありますが、ここで問題になっているのは、時間ならあるのに、それを割り当てるための気持ちのリソースが足りないことを指しています。そういう意味では精神力が足りない、あるいはロールプレイングゲーム的な表現を使うなら、「MPが足りない」といってもいいでしょう。 時間はあるのに、手を付けられない ジェイソンさんが直面したのは、ありふれた、どこにでもある状況です。ある日、彼のため

    時間が足りないのではなく、MPが不足して何もできないとき
  • 横開きの自由なアタマの空間、EDiT IDEA ノートブック

    日々の記録にはモレスキン、仕事中の書き付けには情報カード、そしてタスクなどを書き留めるのにはロディア。 このように作業によって道具も変わることがしばしばですが、最近そこに加わった新しいノートに、EDiT IDEA Notebookがあります。 開発元である株式会社マークス様よりサンプルをいただいて、じっくりと使っていたのですが、次第に手に馴染んできて、何に使えばいいのか理解できた気がしています。 「クリエイティブな思考を育てるアイデアノート」と銘打たれた EDiT IDEA Notebook の特徴と、どんなことに向いているのかを紹介します。### 横開き、ドット方眼、ゴムバンド 天邪鬼と言われるかもしれませんが、私はこうしたノートがよく掲げる「クリエイティブを刺激する!」「アイデアがわく!」などといった標語をあまり信じていません。 クリエイティブなのはノートに向かう私たちの思考のあり方な

    横開きの自由なアタマの空間、EDiT IDEA ノートブック