トイレの詰まり具合は米国に限らず、英国でもなかなかすごい。日本ではトイレが普通に使えるということは常識だと思うが、これもところ変わればそのような常識は通じないという好例だろう。 現在筆者が働いている会社が入居しているインテリジェントビルでも、どこかのトイレが必ず詰まっていると言っても過言ではないと思う。すっきりどのトイレでも使えていた試しはほとんどなく、必ずどこかが壊れている。詰まるということだけでなく、水が流れっぱなしというケースも、よくある普通の光景だ。 日本ではトイレという用を足す道具はかなり以前からコモディティ化しており、それ自体に付加価値を見出すことは難しいものになっているはずである。だからこそトイレのアドオンとしてウォシュレットなどを付け加え、「用を足す」という行為への付加価値向上にしのぎを削ってきた側面があると思う。トイレが流れないという問題に対しての取り組みについては、日本