パワードスーツを着た、病気の少年を描くSF短編「James」2016.06.15 19:30 勝山ケイ素 少年は火星を目指す。 骨に疾患を抱えているため、装具を着けて生活するジェームズは、家庭にも学校にも居場所がありません。孤独を癒やしてくれるのはアクションフィギュアと色鮮やかな空想だけ。そんな少年が想像する、もう一つの世界を美しい映像で描いたSF短編「James」をご覧ください。 制作者のKyle McCauleyさんは、実写映像監督であると同時にアニメーターでもあります。実写、3DCG、2Dアニメ描写が融合した本作の映像は、彼にしか作れない新しい質感でしょう。 「子供の想像」であるという雰囲気を表現しながらも、非常にクールな出来のVFXは必見です。特に、AR描写と言うと映画「アイアンマン」のようなスタイリッシュなインターフェースが定番ですが、「James」のあえて解像度が低いARも存在
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