大井川鐵道は12月16日、実物の蒸気機関車に「きかんしゃトーマス」の意匠を施したSL列車『トーマス号』を2015年も運転すると発表した。『トーマス号』のほか『ジェームス号』も新たに運転される。 「きかんしゃトーマス」はウィルバート・オードリー「汽車のえほん」を原作とする英国の子供向け番組。架空の島「ソドー島」が物語の舞台となっており、主人公の蒸気機関車「トーマス」はじめ、顔と意志を持った鉄道車両たちが繰り広げるさまざまな出来事を描いている。 実物の蒸気機関車に「トーマス」の意匠を施して運転するイベントは、以前から英国で「Day out with Thomas」の名称で実施されている。日本では大井川鐵道が今年7月から10月にかけ、C11形蒸気機関車1両(C11 227)に青い「トーマス」の意匠を施し、SL列車『トーマス号』として運転した。2015年は「トーマス」のほか、「きかんしゃトーマス」