2014年10月24日、カーリルが図書館・電子書籍サービスとの連携を開始したことを発表しています。公立図書館での電子書籍の導入が少しずつ進んでいますが、多くの図書館では、紙の本を扱う図書館システムとは別にシステムが運用されており、本を紐付けるISBNなどの書誌情報の整備も進んでいないため、検索しにくい状況であるとのことです。 カーリルでは、これらのデータを独自に集約し、使いやすい形のデータを整備する取り組みを開始したとのことです。また、このデータを活用した電子書籍サービスとの連携を開始したとのことです。今回の連携では、ISBNがある本の電子版のみを対象としているとのことですが、今後ISBNのない本についても対応方法を検討していくとのことです。現在電子書籍を提供している公共図書館29館のうち、22館に対応した連携とのことです。 カーリルのブログでは、整備したデータをもとに、公共図書館で提供さ
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