「民間に払い下げられた“元・公共宿”もオススメ。宿泊費用が安く抑えられていて、サービスの向上がされているケースが多いです」(村田さん) 公的資金投入の廃止などにより、先行きを不安視する声もあった「国民宿舎」や「休暇村」「かんぽの宿」などの「公共系宿」。しかし、大幅なリニューアルによってキレイに生まれ変わった「公共系宿」も増えているそう。建物の快適さはもちろん、立地の素晴らしさ、手軽な価格が、旅行通の間で密かな人気を呼んでいるのだとか。 そこで、旅行ジャーナリストの村田和子さんに秋の行楽シーズンに向けて、魅力的に生まれ変わった“今オススメの公共系宿”を選んでもらった。(最低料金は大人1名1泊利用時/時期によって変動あり) ●オテル・ド・摩耶 (兵庫県) 最低料金:約4500円~(素泊まり) 日本3大夜景に数えられる摩耶山上にある一軒宿のオーベルジュ。六甲山の雄大な眺望と本格イタリアンが