JR東海のダイヤ改正は、東海道新幹線の新大阪駅大規模改良工事完成に伴う「のぞみ10本ダイヤ」の実施が目玉。700系の置き換えが進み、N700系で運転する『ひかり』『こだま』も大幅に増加する。一方で、車内での自販機による飲料販売が終了する。 ■新幹線 『のぞみ』を毎時10本運転可能な「のぞみ10本ダイヤ」を導入する。現行ダイヤで『のぞみ』を毎時最大10本運転できる時間帯は、東京発7・8・17~19時台の下り列車のみだが、ダイヤ改正以降は下りが東京発7~20時台、上りも東京着9~21時台までと、ほぼ全日運転可能となり、JR東海は春休みやゴールデンウィークなどの多客時に、より多くの臨時『のぞみ』を運転するとしている。下りは東京駅を毎時53分発、上りは同駅を毎時50分着の臨時『のぞみ』が新たに設定可能になる。 東海道新幹線の主力となったN700系はさらに勢力を拡大。最新のN700Aは本年度末までに