富士通研究所は13日、指先で空中に文字を描くことでメニューを選択したり、現場で撮影した写真上に手書きメモを残すなど、ハンズフリーでさまざまな作業を実現する指輪型ウェアラブルデバイスの開発に成功したと発表した。 クラウド環境の進展にともない、工場やビルのメンテナンス作業などに、ヘッド・マウント・ディスプレイ(以下、HMD:Head Mounted Display)などのウェアラブルデバイスを活用しようという動きがある。富士通研究所も、ウェアラブルUIによって、新しい業務スタイルの実現を目指し、ウェアラブルデバイスの開発を進めてきた。 たとえば同所では、2014年2月にグローブ型のウェアラブルデバイスや、モノへのタッチ行動とジェスチャにより現場作業の情報支援を行う技術などを発表した。しかし、従来のウェアラブルデバイスには課題も残っていたという。 富士通研究所の村瀬有一氏は、「これまでのウェアラ
特定の金属微粒子を含む絶縁体の磁石に可視光を照射して、スピン(磁気)の流れを生成できる新しい原理を、東北大学金属材料研究所の内田健一(うちだ けんいち)准教授らが実証した。次世代のスピントロニクスや分散型発電、省エネ技術の基盤となる発見として期待される。東北大学の齊藤英治(さいとう えいじ)教授と日本原子力研究開発機構先端基礎研究センターの前川禎通(まえかわ さだみち)センター長、安立裕人(あだち ひろと)副主任研究員らとの共同研究で、1月8日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。 持続可能な社会に向けた環境、エネルギー問題への取り組みの中で、身近に存在する光、熱、振動、電磁波などをエネルギー源として利用するような、新しいエネルギー変換原理の創出が待望されている。クリーンで信頼性の高いエネルギー変換技術の候補として太陽電池や熱電素子、圧電素子などを用いた発電技術が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く