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2015年4月12日のブックマーク (2件)

  • 南海電車の「さびない鉄人」地球150周 来年600万キロ達成へ

    53年前に日初のオールステンレス車として登場し、高度経済成長期の大量輸送を支えた南海電鉄の通勤車両「6000系」の最初の車両の走行距離が来年、地球150周分に相当する600万キロに達する見通しになった。後継車両の廃車が進む中、腐しにくいオールステンレスの「名車」72両はすべて現役で半世紀以上を走り続けてきた。丁寧な整備で長寿を支える同社の担当者は、「高速で走ってもタフで壊れない。さびない鉄人です」と誇らしげに話す。 6000系は昭和37年、オールステンレスで日で初めて製造された4ドアの20メートル車としてデビューした。今では珍しくなった片開きの大きなドアと、「コルゲート」と呼ばれる波形模様が車体側面にあるのが特徴だ。 電車の寿命は一般的に30~40年とされ、同時期に東京の大手私鉄で登場したオールステンレス車はすでに廃車が進んでいる。廃車にならなくとも、後継の新型車両が登場すれば、寿命

    南海電車の「さびない鉄人」地球150周 来年600万キロ達成へ
  • 関西の鉄道、震災前より電気代4割増 運賃転嫁は難しく:朝日新聞デジタル

    関西の鉄道各社が、電気料金の値上げに苦しんでいる。大手6社が昨年度に払った電気代は、東日大震災の影響がない4年前より約4割増える見込み。関西電力が4月に企業向け料金を再値上げし、今年度はさらに膨らみそうだ。各社ともに運賃への転嫁は難しく、省エネに努めても値上げ分を補いきれていない。 鉄道を動かすのに使う電気代(動力費)について、JR西日、近畿日鉄道、阪急電鉄、南海電気鉄道、京阪電気鉄道、阪神電気鉄道の6社分を集計した。2010年度は6社合わせて525億円だったが、14年度は718億円の見通し。原発の停止を受け、関電が13年4月に料金を値上げした影響に加え、原油価格などの値上がり分も上乗せされた結果、計37%増えている。 人件費など、鉄道事業全体にかかる費用に占める動力費の比率をみると、10年度は5%前後だったが、14年度は2ポイント程度上がった。値上げのない北陸、中国電力の管内を営業

    関西の鉄道、震災前より電気代4割増 運賃転嫁は難しく:朝日新聞デジタル