阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼する光の催し「神戸ルミナリエ」(12月2~11日)について、組織委員会は昨年に引き続き、インターネットを通じて小口の資金を募る「クラウドファンディング」を行っている。近年の財政難の中、開催に向けて幅広い支援を呼び掛ける。 ルミナリエは企業協賛金などで運営。昨年は経費削減で黒字化を見込み、会場募金も前年より伸びた。今年は期間、規模ともに縮小した昨年並みで開く。 クラウドファンディングは国内大手サイト「ジャパンギビング」を通じて12月末まで募る。昨年の寄付額は約164万円。今年は募集期間を約1カ月早めた。寄付額3千円からの返礼品は、昨年と同じく各限定300個のラペルピンと蒔絵(まきえ)ボールペンのほか、ブランケット、制作ディレクターによる解説ツアー(ペア限定20組)などを加えた。 寄付を呼び掛ける推薦者に加わった元阪神タイガースの関本賢太郎さんは「感動をたくさんの