寄生虫は現代ではありふれた存在ですが、この不思議な嫌生物は一体いつから存在しているのでしょうか? 古生物学の研究では、寄生という関係性を見出すことが困難なために、この寄生虫の発見や進化の様子は、思ったよりも進んでいません。 1500万年前の琥珀からマダニが見つかったり、羽毛恐竜の化石からシラミの痕跡が見つかるなど、現代にも生息している寄生虫が発見されることはありますが、古代にだけ存在した寄生虫は発見がかなり難しいのです。 そんな中、今回ははっきりと寄生虫と断定できる化石が発見されました。それはなんと5億年以上前のものです。 これは今まで発見された中でも最古の寄生虫です。一体、5億年前にはどんな寄生虫がいたのでしょうか。 やっかいな寄生虫の特定寄生とは一般的に、ある生物が宿主となる別の生物を利用することで「栄養などを収奪して生命を維持する継続的な関係」と定義されています。 ここには共生も含ま
![最古の寄生虫が発見される! 寄生虫っていつから存在するの? - ナゾロジー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dce81831c66961d788fa0d53551cd85a690ddffc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnazology.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F06%2FA-pack-of-thieves.png)