壊されていく畑を泣きながらにらむ園児たち=16日午前8時12分、大阪市門真市(桐山弘太撮影)(写真:産経新聞) 第二京阪道路(京都市伏見区−大阪府門真市)の建設予定地に位置する北巣本保育園(門真市)の野菜畑を撤去する大阪府の行政代執行が16日早朝から始まった。保育園側は2週間後に近くの保育園と合同でこの野菜畑を使ったイモ堀り行事を控えており、職員ら約50人が「子供たちの野菜を奪わないで」と反対の声をあげたが、府は代執行を強行。園児らが育てた野菜を刈り取り、敷地の立ち入り禁止措置を取った。 ■写真で見る■ 壊されていく畑を必死で守ろうとする保育園関係者 橋下徹知事は「府はこれまで誠実に交渉してきた。供用開始が遅れると通行料で6億、7億円の損害が出る。申し訳ないが理解していただきたい」とコメント。「イモ堀り行事まで待ってほしい」という要望には「なぜ2週間早くイモ掘りをしなかったのか。もっと