社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は、社会問題となっているいわゆる「マジコン」問題に対して、特に若年層への注意喚起として、公式サイトに漫画「ゲーム会社の許諾のない不正な装置は絶対に使わないで!」(PDF形式)を掲載した。 マジコン問題は、ゲームメーカーが販売する正規のゲームソフトを、不正な手段を用いて違法にコピーし頒布する犯罪と、その違法コピーされたソフトを入手し、マジコンらの装置(記録媒体)に記録しゲーム装置上で実行されることで、これら違法コピーソフトの利用行為が横行しているところに端を発する。 違法コピーについては、著作権法等の違反行為であり、簡便なプロテクト解除装置やインターネット、ファイル交換ソフト等の普及などに伴い、簡単に犯行に手を染めてしまうといった事例が増加しており、CESAとしても苦慮していた。 違法コピーされたゲームソフトが拡散していく背景とし