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ブックマーク / xtech.nikkei.com (227)

  • 米グーグルの設定ミス、なぜ日本の大規模ネット障害を引き起こしたのか? | 日経 xTECH(クロステック)

    「ネットワークの誤設定により、インターネットサービスにアクセスしづらくなる障害が発生した。ご不便、ご心配をおかけしたことをお詫びする」――。2017年8月25日昼ごろ日国内で発生した大規模な通信障害。これについて米グーグルが、原因となる誤設定があったと、謝罪の意を8月26日に表明した。 当初より識者の間では、「グーグルから送られてきた大量の経路情報が引き金になったのではないか」との見方が強かった。実際にその通りだったわけだ。 とりわけ大きな影響を受けたのが、NTTコミュニケーションズとKDDI、そしてこの両社の通信サービスを利用していた法人・個人だ。インターネットの接続から各種ネットサービス、金融取引、モバイルSuicaのような決済サービスにまで影響が及んだ。 ただグーグルは、同社がいう「ネットワーク誤設定」が、人為的ミスなのか、ソフトや機器の不具合によるものなのかまでは明らかにしていな

    米グーグルの設定ミス、なぜ日本の大規模ネット障害を引き起こしたのか? | 日経 xTECH(クロステック)
  • [第1回]IT部門が消滅、200台のサーバーが残された

    某製造業の現役IT担当者が実体験を基に、新たなIT部門の在り方を提起する。10人の人員を抱えたIT部門がリストラで消滅。たった1人のIT担当者になった著者が、いわゆる「ひとり情シス」としてIT開発・運用体制の再確立に挑んだ。その実践経験を基に、弱体化したIT部門が抱える問題点、IT部門の再建の道筋などを示す。 私は従業員400人の企業で、社内の情報システムを担当している。250台のサーバーから成るインフラの構築・運営を中心に、業務システムの内製、データ管理や統制など仕事は多岐にわたる。だが体制は、私ひとり。つまり「ひとり情シス」である。私自身は「ソロインテグレータ(Solo Integrator)」と呼んでいる。ソロインテグレータについては、この連載の後半で説明するが、まずは現在の状態に至るまでの長く困難な道のりを説明し、主に中堅中小企業のIT部門が抱える課題への現実解を指し示したい。 自

    [第1回]IT部門が消滅、200台のサーバーが残された
    goodfield
    goodfield 2016/10/13
  • IT業界の多重下請け構造の瓦解、技術者に“失業”の覚悟はあるか

    ある大手SIerの幹部から「あんたは、人月商売や多重下請けの元凶として我々のことを悪く言うが、我々には下請けも含めIT業界の雇用を守っているとの自負がある」と言われたことがある。その時は「何を言ってんだろ、この人」と思ったが、冷静に考えると、それは一面の真理だ。日IT業界の病弊である人月商売や多重下請けが瓦解すれば、多くの雇用が失われるのも事実だからだ。 この「極言暴論」や「記者の眼」で私は、IT業界の人月商売や多重下請け構造の問題を指摘してきた(関連記事: IT業界の人月商売、多重下請けがもたらす45の害毒)。さらに、この病弊が一刻も早く一掃されることがIT業界だけでなく、日企業や日全体にとっても重要だと主張してきた。それと同時に、いずれにしろSIerを頂点とするこのビジネスには先が無いとも予測した(関連記事:「SIerの余命は5年」への反論に反論する)。 こうした暴論に対して、

    IT業界の多重下請け構造の瓦解、技術者に“失業”の覚悟はあるか
  • 「全てのプロジェクトが予定通り総合テスト入り」、みずほ銀行の次期勘定系開発が大詰め

    みずほ銀行が4年の歳月を費やしてきた次期勘定系システムの開発プロジェクトが、大詰めを迎えている。「開発完了」を掲げる2016年12月まで残り半年となった6月14日、結合テストの終了と総合テストへの移行を役員会が承認した。3000億円強を投じる過去最大級のプロジェクトは、失敗が許されないという至上命題を抱えながら最終局面に突入する(写真)。 次期勘定系システムについては、開発の遅れを指摘する声もある。元みずほ関係者は、「テスト段階で相当な手戻りが生じ、今年に入ってスケジュールの見直しが必要かを検討したこともあったようだ。感覚的には3カ月は遅れている」とする。 こうした声に対して、みずほフィナンシャルグループ(FG)の加藤朝史執行役員システム推進部部長は、「一部のサブプロジェクトで苦しい局面があったのは確か。そのため、(開発が遅れているという)話が出るのかもしれないが、今はオンスケジュールで進

    「全てのプロジェクトが予定通り総合テスト入り」、みずほ銀行の次期勘定系開発が大詰め
  • 才色兼備の創業者で注目のTheranos、免許取消を当局が決定

    血液検査サービスの米Theranosは現地時間2016年7月7日、米保健福祉省(HHS)のCenters for Medicare & Medicaid Services(CMS)から免許取消の制裁措置を言い渡されたことを明らかにした。 米カリフォルニア州ニューアークにあるTheranosの研究所は臨床検査の免許を取り消され、同社経営者は免許取消から少なくとも2年間、研究所を所有、運営、指導することが禁じられる。そのほか制裁措置には、是正計画の指導や罰金なども含まれる。免許は2カ月後に失効する。 TheranosのElizabeth Holmes最高経営責任者(CEO)は、「当社研究所の問題における全責任をとり、広範な是正計画に向けた作業にすでにとりかかっている。CMSの判断にたいへん失望しているが、今回の問題を深刻に受け止めている」と述べた。なお、米アリゾナ州の研究所では顧客に対するサー

    才色兼備の創業者で注目のTheranos、免許取消を当局が決定
  • 富士通元社長の秋草氏が死去

    富士通は2016年6月23日、同社元社長・会長・現顧問の秋草直之氏が同月18日、急性心不全のため死去したと発表した。享年77。 秋草氏は1961年富士通信機製造(現富士通)に入社。1991年常務取締役兼システム部長、1994年専務取締役兼関西営業部長などを経て、1998年に代表取締役社長に就任した。2003年代表取締役会長、2008年取締役相談役などを経て、2014年から現在まで同社顧問を務めた。 富士通は、2016年7月29日に同社主催のお別れ会を帝国ホテルで開催する。

    富士通元社長の秋草氏が死去
  • 「リリース頻度が年3回から週に複数回へ」、キヤノンが明かすAWS移行の成果

    「七つのサービスを、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)に移行した。年3回だったリリースが、週に複数回できるようになった」――。キヤノンは、2016年6月1日から開催中のイベント「AWS Summit Tokyo 2016」で、プリンティングなど自社の顧客向けサービスのAWS移行事例を発表した。開発期間の短縮やシステムトラブルの減少、セキュリティ向上など「これほどの成果が上がるとは、正直言って我々もびっくりしている」(映像事務器事業部 映像事務器DS開発センターの八木田隆主席研究員、写真1)。 同社がAWSの活用を始めたのは2014年。同社製複合機とスマートフォン、パソコンなどを連携し、印刷したり複合機から情報を収集したりする顧客向けサービス7種類を、AWSに移行した。 従来は、インフラの障害対応などに手間がかかってサービスそのものの強化に注力できない、新版をリリースするための開発やテス

    「リリース頻度が年3回から週に複数回へ」、キヤノンが明かすAWS移行の成果
  • ソラコム、世界の空へ、24億円調達し年内にも海外進出

    格安IoT(Internet of Things)通信を手掛けるベンチャーのソラコムは総額約24億円の資金を調達した。World Innovation Lab(WiL)、Infinity Venture Partnerらを引受先にした第三者割当増資を実施。2015年の創業以来、調達した資金の総額は31億円になった。同社は調達資金を元に、北米や欧州などの海外展開に乗り出す。年内にも第一弾のサービスを始める。 ソラコムはIoT機器向けのデータ通信やデータ管理といったサービスを提供する。データ量に応じた格安通信の「SORACOM Air」、暗号化や送信先制御の「同 Beam」、仮想プライベート接続「同 Canal」などだ(関連記事)。 ここ1~2年、日のベンチャー企業による数十億円規模の資金調達が相次いでいるが、多くは消費者向けのスマートフォンアプリやゲームの企業。企業向けのインフラサービス企

    ソラコム、世界の空へ、24億円調達し年内にも海外進出
  • NTTデータが地銀で会話ロボットの実証実験、方言を認識できるか検証

    NTTデータは2016年4月26日、岩手銀行、福井銀行、京都銀行の地方銀行3行にコミュニケーションロボット「Sota(ソータ)」を配置し、顧客と会話させる実証実験を行うと発表した(図)。目的は、方言を音声認識で識別できるかなど、地域による特性や特色を把握すること。4月28日の福井銀行を皮切りに順次配置する。 実証実験では、3行の店舗ロビーや窓口などにSotaを設置し、来店した顧客に対して、住宅ローン教育ローンなどを簡単に紹介させる。Sotaは、目の前に顧客が立つと、顔認識した上で顧客に話しかける。Sotaが認識できた情報や認識できなかった情報を分析することで、今後の対話精度の向上や、活用シーンの具体化に向けて参考とする。 4月28日に、福井銀行が福井駅西口再開発ビル「ハピリン」に新設した営業拠点「WiL(Woman’s inspiration Library)」にSotaを設置する。続い

    NTTデータが地銀で会話ロボットの実証実験、方言を認識できるか検証
  • 木村岳史の極言暴論!

    スコープクリープ、システム開発を大炎上させる怪現象の正体 システム開発プロジェクトでは「スコープクリープ」と呼ばれる怪現象が頻繁に起こる。要件などのスコープが、ロジェクトマネジャーのあずかり知らぬところで勝手に肥大化することを言うが、この怪現象が発生するとプロジェクトは破滅に向かう。考えるだけでも恐ろしい。 2018.02.05 「デジタルで鯛を釣る」、重要顧客を奪われるSIerに明日は無い SIerをはじめとする人月商売のITベンダーも、ようやく事の重大さに気付いたようだ。何の事かと言うと「デジタルをやらないと明日は無い」である。デジタルに取り組んでいないと、基幹系システム刷新など重要顧客の大型案件を失うといった、SIerにとって恐るべき事態が現実のものになりつつある。 2018.01.29 馬鹿に付ける薬があった! システム障害を絶対に起こす猿を見習え 実に面白かった。何の事かと言うと

    木村岳史の極言暴論!
  • 作る価値の無いシステムに動員される技術者のマックスな不幸

    全てのビジネスパーソンにとっての社会貢献は、仕事を通じて何らかの価値を顧客や社会に提供することだ。そして提供した価値に見合う正当な報酬を得て、自分もまた他の誰かが提供する何らかの価値を受け取る。これにより経済を動かし、社会を発展させて、共に豊かになっていく。世界を変えたスティーブ・ジョブズのような貢献はできないかもしれないが、だからこそ働くことは素晴らしい。 もちろん無償のボランティア活動は尊いに決まっているが、ビジネスパーソンとして働くことも意義ある社会貢献なのだ。実際、自分の仕事が誰かのためになっているとか、社会に役立っているとかを実感できると、人は働くことが楽しくなる。自分が提供する価値(≒給与などの報酬額)の多寡に関わらず、何らかの貢献をしているという実感は、仕事のやりがいそのものと言ってよい。 「木村は何を突然、きれいごとを言い出したんだ。そろそろ暴論に疲れたか」。読者の中にはそ

    作る価値の無いシステムに動員される技術者のマックスな不幸
  • ITを分からない社長を放置状態にしたのは、あなたでしょ!

    私はいつも「この人たち、バカじゃないか」と思っていることがある。何の話かと言うと、日企業、特に大企業の人たち(別にIT部門とは限らない)が、自分たちの業務のやり方、あるいは業務プロセスは優れていると無邪気に思い込んでいることだ。もう失笑である。大企業の人なんかは転職経験もなく、他社と比較することすらできないはずなのに、どうしてそんな世迷い事が言えるのだろうか。 そもそも日の労働生産性の低さは先進国の中でも折り紙つき、ダントツである。しかも少子高齢化が進む折、皆がもっと効率的に働かなくてはマズイのに、生産性は下がる一方である。日人の勤勉さは世界から賞賛され、自らは「社畜」と自虐するレベル。にもかかわらず、働いても働いても、サービス残業をやりまくっても、一人ひとりが付加価値を生み出せないのはなぜか。 もちろん日の労働生産性の低さは様々な要因があるわけだけれど、個々の企業の問題で言えば、

    ITを分からない社長を放置状態にしたのは、あなたでしょ!
  • 事前準備ゼロで「情報セキュリティマネジメント試験」を受けてみた

    春の嵐が吹き荒れた4月17日の日曜日。休日にもかかわらず、記者は朝から東急大井町線の尾山台駅に立っていた。経済産業省傘下の情報処理推進機構(IPA)が実施する「情報セキュリティマネジメント試験」を受験しに来たのである(写真1)。試験会場は尾山台駅徒歩15分。多摩川にほど近い東京都市大学の世田谷キャンパスである。 情報セキュリティマネジメント試験は経産省所管の国家試験「情報処理技術者試験」の新たな試験区分として今回から実施される新しい試験だ(ITpro関連記事:セキュリティの新しい国家試験「情報セキュリティマネジメント」が来春開始)。 具体的には、「情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基的なスキル」を認定する(外部リンク:IPA「情報セキュリティマネジメント試験」紹介ページ)。典型的なお役所文書で、

    事前準備ゼロで「情報セキュリティマネジメント試験」を受けてみた
  • マイナンバーカード、総務省が自治体に「アクセス集中時間は交付前設定控えて」

    マイナンバーカード(個人番号カード)の交付が「カード管理システム」の障害などによって遅れていることについて、総務省は平日日中のシステムへのアクセス集中時間はカード交付前の設定作業を控えるよう自治体に求めていることが2016年4月18日までに分かった。住民へのカード交付作業を優先するよう求めるものだが、自治体からは困惑の声も上がっている。 自治体が住民にカードを交付するには、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が運営するカード管理システムにアクセスして、自治体の担当者がカードの交付前設定をする必要がある。交付前設定には、自治体にある「市町村統合端末」の人確認情報とカードの券面情報との照合や、カード内蔵ICチップに搭載した券面アプリケーションの情報の確認、電子証明書の利用希望の確認といった作業がある。 ところが、カード管理システムは2016年3月に平日の午前9時30分から午後12時頃や

    マイナンバーカード、総務省が自治体に「アクセス集中時間は交付前設定控えて」
  • グーグルのAI「アルファ碁」が人間に勝った理由とその意味とは?

    グーグルの子会社で人工知能の研究を続ける英ディープマインドが開発した囲碁AIの「アルファ碁(AlphaGo)」が韓国のプロ棋士・李世ドル氏に勝ったというニュースは世界を駆け抜けた。2016年3月9~15日まで開催された対局では、アルファ碁が5局中4局に勝利。これまで、チェス、将棋でコンピューターがプロを下してきたものの、「囲碁は10年先」と言われてきた。10年分の短縮の“勝因”は、コンピューターの性能向上よりも、知能の改善、とりわけ事前の学習方法を改善したことが大きい。つまりアルファ碁は、よく勉強した“優等生”だったのだ。 過去10年で最強の棋士とも言われる李世ドル氏に4対1で勝利したアルファ碁。「すごい」ということはわかっても、何がすごいのか、どうして予想よりも10年も早くAIが人間に勝てたのか、よくわからないという人は多いかもしれない。 アルファ碁には、1200のCPUと180のGPU

    グーグルのAI「アルファ碁」が人間に勝った理由とその意味とは?
  • 「iPhone SE」の原価は推定160ドル、IHSが実機を分解調査

    出所:IHS Teardown: iPhone SE Exploded View (Photo: Business Wire) 米IHSは現地時間2016年4月4日、米Appleが先月末に発売した「iPhone SE」の実機を分解して調査した原価分析結果を発表した。16GバイトモデルのBOM(Bill of Material:部品表)に基づく部品コストは推定156.20ドルで、組み立てコスト3.80ドルを含む原価は160.00ドルと見積もられる。16GバイトiPhone SEは希望小売価格399.00ドル(SIMフリー版)で販売されている。 iPhone SEは「iPhone 5s」とほぼ同じ外観だが、IHSによると、iPhone 5sおよび「iPhone 6」「iPhone 6s」で使われている部品、あるいは極めて類似した部品が利用されている。 LTE通信用RFモジュールの多くはiPho

    「iPhone SE」の原価は推定160ドル、IHSが実機を分解調査
  • セゾン情報が大型システム開発の遅延で約150億円支払いへ、希望退職50人募集

    セゾン情報システムズは2016年3月28日、クレディセゾンと同社子会社であるキュービタスから受注した大型システム開発案件の開発遅延のために2社から損害賠償を請求されていた問題で、条件付き和解を行う方針を決めたと発表した。 セゾン情報が支払う和解金はクレディセゾンに対して83億9700万円、キュービタスに対して65億7800万円の合計149億7500万円である。これは、開発業務にかかる契約に基づいてクレディセゾンとキュービタスのそれぞれからセゾン情報が受領した対価と同一である。クレディセゾンとキュービタスは、今回の紛争に関する他の請求を放棄する。 セゾン情報にとっては、受け取った金額を“全額返金”する格好になるが、「当社としては、合理的な和解案であると判断している」(経営企画室)という。 和解案は企業間交渉で策定した。今後、第三者機関であるソフトウエア専門のADR(裁判外紛争解決)機関の「ソ

    セゾン情報が大型システム開発の遅延で約150億円支払いへ、希望退職50人募集
  • エディオンが「Oracle Exadata」導入、CPU使用率を90%削減

    オラクルは2016年3月17日、家電量販店大手のエディオンが「Oracle Exadata Database Machine」を導入したと発表した。Oracle Exadataは、Oracle Databaseに最適化された専用機。エディオンはデータ処理能力を引き上げ、年末年始や決算時期など繁忙期を乗り切る体制を整えた。 「エディオン統合システム」の性能向上がシステム再構築の狙い。このシステムでは、売上や在庫、会員のポイント情報などのデータをリアルタイムで更新。これらデータを管理部門が管理会計レポートなどで利用する。2009年の運用開始から店舗数や会員数が大幅に増え、データ増加に伴う処理遅延が弊害として目立ってきた。「繁忙期はリアルタイム更新の遅延でPOSシステムの在庫ステータスに不整合が生じることがあったし、夜間バッチの処理時間も長くなってきた」(エディオン IT物流サービス部 情

    エディオンが「Oracle Exadata」導入、CPU使用率を90%削減
    goodfield
    goodfield 2016/03/17
    「繁忙期のCPU使用率は90%減」← それって単なる「オーバースペック」と言わないか?
  • 空港でロボットとApple Watchがおもてなし、JALとNRIが挑む

    「お客様の目的地、福岡空港の現在の気温は6度です。上着などを準備されたほうがよいかもしれません」。こんな親切な案内を優しく教えてくれるロボットが、羽田空港のインフォメーションカウンターに登場した。 日航空(JAL)と野村総合研究所(NRI)は2016年2月9日~18日の間、ロボットとApple Watchを活用して利用客に情報提示する実証実験を実施した。実証実験の舞台は羽田空港(写真1)。冒頭の発言は、国内線の第1旅客ターミナルのインフォメーションカウンターで、仏アルデバランロボティクス製のヒト型ロボット「NAO」が話したもの。 NAOは自然言語認識機能を搭載しており、利用客が話しかけると、搭乗ゲートや空港内のレストラン、トイレの場所、目的地の天気などを教えてくれる。このほか、保安検査場でApple WatchとNAOを連携させて、アナウンスさせた。空港スタッフが手を回しきれない業務をN

    空港でロボットとApple Watchがおもてなし、JALとNRIが挑む
  • 大炎上から逃げないことだけが自慢、「尊敬」されないITベンダーの悲哀

    大手SIerの幹部の中には、「うちは絶対に逃げない、とお客さんから信頼されている」と自慢げに話す人をたまに見かける。そんな話を聞くと、私は失礼ながら「他にとりえは無いのか」と思ってしまう。要件ブレブレの客の理不尽にケツをまくらず、部下や下請けの技術者にデスマーチを歩かせ、塗炭の苦しみを味わわせた挙句、客から信頼されてもねぇ…。 そもそも当に信頼されているのか。もちろん相手がまともな客で、技術的ハードルの高いプロジェクトで苦労を共にし、やり遂げたならば、その信頼は物だ。だが大概の場合、そうではない。客のIT部門がまともな要件定義ができず、利用部門の勝手な要求を仕切ることができず、プロジェクトが大炎上する。その際、IT部門がどんなに理不尽でも逃げない。その「信頼」の中身は明らかだ。 例えで言うと分かりやすい。上司のゴマをするばかりで、まともなマネジメントができない管理職が部下にムチャなノル

    大炎上から逃げないことだけが自慢、「尊敬」されないITベンダーの悲哀