神戸産の「菜の花米」の米粉を使ったういろうができた。甘さは控えめ、もちもちとした食感が売りだ。 ういろうを商品化したのは、兵庫県神戸市西区櫨谷(はせたに)町松本地区の製餡(あん)所の3代目を継いだばかりの池田直史さん(36)。「創業以来ずっとあん一筋だったが、何か新しいことに挑戦できたら」。そう思っていたころ、地元のコメ農家二星(にぼし)豊彦さん(74)から、「菜の花米」の米粉を使って何か作れないかと頼まれた。 「菜の花米」とは、菜の花を肥料としてできたお米。二星さんら松本地区の生産者6人で作る「松本NGK(農業合理化研究)グループ」が2007年から取り組み始めた。12月に水田に菜の花の種をまくと、4〜5月に花が咲く。花を楽しんだ後はそのまま耕運機ですきこみ、田植えしていく。 菜の花が発酵する際に出るガスが雑草の生育を抑制する役割を果たすとされ、農薬や化学肥料を減らした米作りができる
「消費者は2度評価する」という言葉は以前にも紹介した、師匠のマーケティングコンセプトハウスの梅澤先生の言葉です。 過去記事: ヒット商品を生み出すための手法、あります。 ナムコ時代、プロデューサー制が始まった後でマーケティングの研修が始まりました。 最初は「日用品のマーケティングの手法がゲームに使えるのか」と半信半疑だったのですが、「消費者は2度評価する」という話は、考えてみれば極々当たり前の事ですが、まさに目から鱗でした。これがきっかけとなって真剣に勉強して、当時の「もじぴったん」プロジェクトでも実践を始めたのです。 2度評価するとは、すなわち「買う前」と「買った後」に評価するという事です。 お客さまは「買う前」に広告やパッケージ等で商品を「評価」して、買うかどうか判断します。買うだけの「期待」があれば購入という行動を取ります。 そして、「買った後」に実際にその商品を使って、そこで買う前
あるビアホールに行った時の事です。 遅れてその飲み会に参加した僕は「食べ物も何か頼みなよ」と言われました。 沢山あるメニューの中で僕は「6種のソーセージ盛り合わせ」を頼んだのです。 しばらくしてソーセージが運ばれてきて、そのうちの1本の一部を食べた訳ですが…. 「辛い!」 僕が最初に食べたソーセージは、いわゆる「唐辛子系」の辛さ。辛いのは嫌いではないのですが、辛いとは思わなかったので、思わず顔がゆがんでしまいました。 最初はたまたま、かと思いましたが、その後全種類を一口づつ食べた所、「全部」こしょう系か、唐辛子系のスパイスがかなり利いているソーセージでした。 なんとなく騙された感じでしたが、同時にこうも思いました。 「もしメニューに『ビールによくあうピリ辛ソーセージ6種盛り合わせ』と書いてあったら、まったく同じソーセージを出されても多分、美味しいね、と食べたし満足しただろうな」と。 食べ物
ゲームの売り文句の話は、以前に紹介した平林さんの記事にありましたので、そちらも見て頂きたいと思うのですが、「スゴイのかもしれないけど、意味がわからない」「難しい表現でカッコいいって感じてるのこれ書いてる人だけじゃない?」「で、結局このゲームは何ゲーなの?」みたいになりがちです。 過去記事:紹介:ゲームの文章術(GameBusiness.jp) ひとまず、知らない人が読んで「理解できる」「少なくともどんなゲームか想像できる」ようにパッケージの裏面の説明などが書いてある例は、パッケージゲームでは実は珍しいのではないかと思います。 そういうコピーをつけてしまうと、せっかく新しい魅力的なゲームを作ったとしてもお客さまに伝わらず購入してもらえない事になってしまいます。 過去記事:お客様は理解できないものは買わない これが(表現のツメが)「甘い」言葉です。 具体的に、実は僕自身も失敗した事で、これだけ
僕はいわゆるデパ地下、特に地方の物産展のようなものが好きで、見つけるとだいたい立ち寄って、グルグル回ったりします。 そういう物産展って、見たことない、聞いた事のない素材を使った食品なんかがあって、非常に興味深いです。食べ物、飲み物だと試食をさせてくれる所が殆どで、それも結構楽しみな訳です。 だいたい味が想像できるものもあれば、どんな味がするのか分からないものもあります。中には、試食してみたら想像と違ってあわない、とかお酒を飲む人にはいいんだろうけど、飲まないから買わないな、と思ったりします。というより、買うにまで至るのは実は少なかったりしますね。 さて、ここで考えてみて欲しいのは、ある好き嫌いがはっきりしてしまうような食品があったとして、試食をする事で「買わない」と思う人が多いのであれば、試食させないほうがよいと考えるべきなのかどうか、という事です。 結論からいうと、試食をして買わないと決
未曾有の震災が起きた今、ゲーム業界を始めとしたエンタテインメントに関わる人達は、今何をやればよいのか迷う事もあるだろう。 僕は、胸を張って、エンタテインメントを送り出すべきだと思う。 大変な事態には、人間にはストレスがかかる。それにより非常時に体が反応して耐える、頑張る仕組みになっている。でも、それは短期的にだ。長期的には、そのストレスを解消してあげる手段が必要になってくる。 大人はまだいい。子供はそんなに我慢が出来ない。今すぐに必要なのは命をつなぐだめの支援だろうが、これから長期的には、例えば避難所生活が長引くのであれば、携帯ゲーム機や携帯電話のゲーム、アニメ等のエンタテインメントは子供達にとって必要なものになる。 もし、子供に遊び、娯楽がなかった場合、親に負担がかかる。ただでさえストレスが高い状態でなら、親の精神的なストレスは大変なものになってしまう。 ストレスを受けるのは被災地の人だ
ある日の夜、会社での仕事が遅くなり、終電で帰宅する事になりました。 駅に降りた人はまばらで、いつものように駅から坂を下って自宅に向かっていました。その坂はカーブになって先が見えない感じになっているのですが、カーブの先の人たちがなにやら横をみつつ…でも、そのまま坂を下っていくのが見えてなんだろ?と思って坂を下っていきました。 近くまで行った時、その正体に気がつきました。 道の横に置いてあったゴミらしきものに火がついて燃えていたのです。 煙が出ていて、炎も見える感じでした。 しかし…僕以外の人は横目では見るけれど、何もせずに通り過ぎていったのです。 僕は急いで近くの深夜営業をしている弁当屋に駆け込んで、バケツに水を入れて貰い、それで消火をしました。少し手間取ったのもあったのか、戻ってきた時には少し火に勢いがあり、バケツ一杯では消せないかと思ったのですが、その後、弁当屋の方が、追加で水を持ってき
ソフトバンクモバイルは6月9日、NTTドコモとの接続料問題に関する方針を発表した。同社は電気通信事業紛争処理委員会に、接続料の算出根拠となる情報を開示する考えで、同日、委員会に対し妥当性の検証を依頼した。 また、同社はNTTドコモに対して過去の接続料の再精算を求め、委員会にあっせんを申請。これにより、両社がお互いに紛争処理を申請する事態に発展した。 情報開示は第3者に 接続料とは、事業者をまたぐ通信サービスを行う際に、事業者間で精算されるネットワーク利用料のこと。ドコモは、同社より高い接続料を設定しているソフトバンクに対し、妥当性検証のための情報開示を求めて電気通信事業紛争処理委員会にあっせんを申請していた。 ドコモがあっせん申請に踏み切った背景には、2010年3月に総務省が接続料の算出手法などを記したガイドラインを策定したことがある。ガイドラインに従う義務があるのは端末シェア25%以上の
ソニーマーケティングは2011年6月9日、他人のメールアドレスとパスワードを用いた“なりすまし”による不正アクセスが発生し、ソニーストアでの買い物などにより貯まる「ソニーポイント」を、不正に利用された可能性があることを発表した。 具体的には、ソニーポイントを、ソニーストアなどで利用可能なクーポンに交換された可能性がある。同社によると、不正な交換が行われたと思われるポイント数は27万8000ポイントで、約28万円に相当。この交換に利用された可能性のあるメールアドレス数は、95件としている。 既に対応策として、ソニーポイントからクーポンなどへの交換を停止しているほか、不正利用で交換されたクーポンに関しては、利用停止処理を行っている。また利用された可能性のあるメールアドレスによるアクセスをロックし、パスワード変更をユーザーに依頼。今回の不正アクセスに利用されたユーザー以外にも、パスワードの変更な
藤城 嘘氏は、ネットを拠点にメンバーを集めてイベントや展示会を企画する芸術集団(イベント企画名でもある)「カオス*ラウンジ」の創設者だ。 ネットスラングやアニメなどのサブカルチャーをモチーフに、現在の日本のネット文化を独自の解釈でアート作品に仕上げていくことを目指している。美術大学に通いながら、2010年代を表現する気鋭の現代アート作家として、精力的に活動中だ。 ただ、その活動には障壁も少なくない。商業作品を含む、既存の素材をモチーフにした手法は権利関係で問題視されることが多く、作者不明のネット素材も展示作品に利用すると“嫌儲”の視点で叩かれやすい。解釈の新しさを含んだアートゆえ、作品自体も理解されにくい。評価を得るためには、いばらの道を延々と進むしかない。 顔の見えるインターネット 第95回は、そんな難度の高い挑戦を続ける藤城氏にスポットを当てたい。前述のさまざまな課題にも覚悟を持って向
はじめに 本連載では、Excel VBA(Visual Basic for Applications)を使ってできることを、トピックごとに紹介していきます。特に最近注目されている様々なWebサービスについて、Web API(Application Programming Interface)を経由して、Excelから利用する方法を多く取り上げる予定です。 第1回は、天気予報を取り上げます。外回りの営業、屋外で作業する職人、客足を予測して商品・素材の仕入計画を立てる店長、レジャーや旅行、大物の洗濯や大掃除をしたい人などにとって、この先の天気は気になりますよね。そこで、日本気象協会が提供する「tenki RSS」サービスを使って、Excel VBAから向こう1週間の天気予報を取得する方法を紹介します。 動作確認は、Windows 7、Excel 2010、VBA 7.0で行っていますが、今回の
イオンと日本通信は、ドコモネットワークを利用した3Gデータ通信を、月額980円など3プランで6月10日よりサービス開始する。全国のイオン14店舗で販売し、順次取り扱い店舗を拡大していくとのこと。 最安値の980円のプランでは通信速度が100kbpsとなるが、メールやTwitterをチェックするだけなら十分な速度で、広域で安定したドコモ回線を使えるのも魅力だ。対応機種は、日本通信が提供する通信機器、技適マークの表示されたSIMフリーの3G通信機器となる。 このサービスは下記の3つのプランから選ぶことができる。内容は以下の通り。 月額定額980円:ベストエフォート100kbps メールや検索、SNSなどの利用が中心のユーザー向け 月額定額2980円:ベストエフォート400kbps スマートフォンのさまざまなアプリを使いたい、またはメールや検索、SNSを快適に使いたいユーザー向け 月額定額498
NTT東日本と相澤病院(長野県松本市)は2011年6月10日、電子カルテの情報を地域の医療機関で共有するシステム「タイムライン連携システム」の試験運用を開始した。 同システムでは患者の同意を前提に、医療機関ごとに蓄積している電子カルテの情報を相互連携させる。その上で患者の病歴や検査歴、投薬歴などを、医師のパソコンから時系列で閲覧できるようにする(写真)。提供ベンダーや医療機関によって電子カルテの仕様が違っていても、システム側で吸収する。また認証機能や閲覧可能な患者情報の制御、通信経路の暗号化などを行いセキュリティを確保している。 患者が過去に受診した医療機関が異なる場合でも医療情報を一元的に把握できるので、医師が病状の分析や治療計画の作成などを進めやすくなる。患者にとっては、異なる医療機関で同じ検査を受ける必要がないというメリットもある。 このシステムはNTT東日本と相澤病院が2010年度
スマートフォン、タブレット、PCと家電をアプリで繋げるという発想で、東芝は「レグザAppsコネクト」というアプリケーション群を開発していますが、そこに新しくテレビやレコーダーをスマートフォンから操作できるAndroid OS用アプリ「RZ声優リモ」が登場しました。 このアプリは名前にも入ってるとおり、リモコンのボタンを押すと声優の声が流れるアプリで、収録されている声優は6名、全部で300種類以上のパターンが用意されているそうです。 ということで、実際にどのようなリモコンになるのか、使ってみました。 RZ声優リモ|3Dテレビ・LED液晶テレビ・薄型テレビ|REGZA:東芝 RZ声優リモ - Android マーケット まずは「RZ声優リモ」をAndroid マーケットからダウンロード。 アプリは無料です。 そしてインストール完了、実際に使ってみます。 このアプリのポイントは6人の声優の声が収
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