17日朝、広島県東広島市の山陽自動車道のトンネルで、渋滞中の車の列にトラックが突っ込み、乗用車など11台を巻き込んで車5台が炎上しました。この事故で2人が死亡したほか、67人がけがをし、警察はトラックの運転手から今後事情を聞いて、事故の原因などを詳しく調べることにしています。 警察によりますと、トラックは乗用車に衝突するなど11台の車を巻き込み、トラックを含む5台の車が炎上しました。消火活動の結果、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この事故で、追突された乗用車に乗っていた1人が死亡したほか、軽乗用車を運転していた広島県竹原市の会社員、丸岡節枝さん(65)が頭を強く打って死亡しました。 警察や消防によりますと、トンネルの中から避難する際に煙を吸うなどして、トラックの運転手を含め男女67人がけがをしたということです。 山陽自動車道の八本松トンネルは、片側2車線の全長およそ840メートル