11月25日、『ラッセル幸福論』の読書会に参加した。 三大幸福論 ヒルティ、アランに続けてラッセルをこの読書会では過去にヒルティとアランの幸福論も課題図書になっていたので、今回が三冊目の幸福論。これで「三大幸福論」と称される本に全て触れたことになる。 ラッセル幸福論 幸福論(ラッセル) (岩波文庫) 作者:B. ラッセル岩波書店Amazonラッセル幸福論は2部構成。第一部で「不幸の原因」を列挙し、第二部で「幸福をもたらすもの」を解説している。個人的には、他の2冊の幸福論よりもスッと頭に入ってきた。 本書内で特に納得度が高かった記述を、以下に少しだけ抜書きする。 第一部「不幸の原因」から 「第1章 何が人びとを不幸にするのか」で、ラッセル自身の過去の経験を語っている箇所にうなずけた。 私にも、おのれの罪、愚かさ、至らなさに思いをひそめる習慣があった。私自身にとって、私は(略)あわれな人間の見
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