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ブックマーク / asay.hatenadiary.jp (25)

  • 熊森協会×EM菌、コラボでナラ枯れ対策? - 紺色のひと

    熊森協会は主たる活動「どんぐり運び」の理由付けのひとつに、ナラ枯れによる森林の衰退や山の餌不足を主張しています。 熊森協会と、ニセ科学として例示されることの多い「EM菌」とのコラボによるナラ枯れ対策が行われるかもしれないとのことで、懸念しています。私の考えを書いてみました。 熊森協会とEM菌のコラボ 経緯 2020年10月末、熊森協会HPに「ナラ枯れ防止策を求めて、比嘉照夫先生を訪問」との文言がありました。*1 熊森協会からは件についての続報がありませんでしたが、比嘉氏が理事長を務める地球環境共生ネットワークの会報において、2021年1月25日で以下のような発表がありました。経緯について詳しくは存じませんが、文脈からは熊森協会からアプローチしたのではないかと思われます。 「U-net通信」第113号(1月5日)(リンク先pdf) 先日、一般財団法人日熊森協会との色々な話し合いがあった。

    熊森協会×EM菌、コラボでナラ枯れ対策? - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2021/02/09
    少し補足しておくとサムネ中央の『謎のカタカムナ文明』だけど『カタカムナ』の楢崎皐月は大地電位のコントロールと称して農地への炭撒きを指導していた。農業指導員からは目の敵にされたらしい。
  • 忘却と回顧の夜 - 紺色のひと

    残業が続いて遅くなった夜。職場を出て、空気を大きく吸い込んだ。 車のエンジンをかけると、往路で聞いていたスピッツが流れ始めた。「ウサギのバイク」だ。乗り込み、窓を開けて走り出すと、初夏の冷たく、どこか花粉くさいような風が車内に吹き込んできた。 唐突に、今がいつなのかわからなくなった。学生の頃、まったく同じ瞬間があったような――あの時は自転車にヘッドホンで聞いていたのだったか、それとも友人から譲り受けた古い車で聞いていたのだったか――、有り体に言えば、あの頃に戻ったような心持ちになって、ひどく動揺した。 いろいろな決断を経て、僕は今、学生時代を過ごした町で再び暮らしている。家族構成や自分の立場、変わったものはとても多くて、今こそが自分の生きている場なのだと思う。それでも、同じ町の同じような夜に生きていることを、時間を超えて認識したということを、ふいに実感したのだ。10年以上前の僕も、「ウサギ

    忘却と回顧の夜 - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2017/05/30
    しみじみ
  • 「楽しく田舎で暮らすために移住するのは質の低い移住者」と言われた気がした - 紺色のひと

    この町では梅が見ごろです。古いレンズをここぞとばかりに引っ張り出して撮ってみています。と娘と一緒にべた花見団子、当においしかった。 こんなブログ記事を読みました。 http://yanodaichi.blog.jp/archives/1054603439.html これを書いた方は矢野大地さん。かの高名なイケダハヤトさんのアシスタント第一号だそうです。矢野さんご人も、自分の出身地ではない高知県への移住組とのことで、ブログには移住に関連した記事が多く見受けられます。 僕がこの記事を書く動機 さて、冒頭の記事。「移住しやすい田舎移住しにくい田舎」というタイトルに惹かれて読んでみた僕の最初の感想は「読みにくいし、記事の結論に空き家関係ないじゃん」でした。別にそれだけであれば、残念参考にはならなかったな、とブラウザを閉じれば済む話だったんです。 正直なところ、記事中の日語にはかなり問題

    「楽しく田舎で暮らすために移住するのは質の低い移住者」と言われた気がした - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2016/07/15
    『一言で言えば「何様のつもりだ」』意識高い系wwwで、癇に障るのはこれだよね。
  • 自然描写が気になって「ゴールデンカムイ」が楽しめない - 紺色のひと

    北海道とアイヌ文化と狩猟、いろいろなエッセンスが詰まった「ゴールデンカムイ」、人気ですね。僕にとっても興味のある分野を取り上げた漫画で、面白く読んでいました。ただ、自然の描写……特にカジカについて個人的に非常に気になる点があったので、メモ程度に書き残しておこうと思います。 ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 作者: 野田サトル出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/02/19メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 作者:野田さんへのインタビュー記事 konomanga.jp 「ゴールデンカムイ」でのエゾハナカジカ描写 僕が引っかかってしまったのは、ゴールデンカムイ 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)第13話「憑き神」で、「エゾハナカジカのキナオハウ(野菜がたくさん入った汁物)」を作る場面での描写でした。ここでは、カジ

    自然描写が気になって「ゴールデンカムイ」が楽しめない - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2016/05/31
    さすがアサイさん。ちゃんと読んでちゃん批判してる。
  • ウチダザリガニを食べて、外来生物のことを考えてみた - 紺色のひと

    少し早いお盆休みを取って、北海道の東側に行ってきました。 目指すは道内でも数少ない怪獣伝説のある湖、屈斜路湖! 当然怪獣の名前はクッシーなのですが、似た名前のクッタラ湖やクッチャロ湖にクッシーはいるのだろうか、とかそんな非建設的なことを考えているうちに到着しました。 今回、この湖に来た主な目的はザリガニです。ザリガニを気で獲ってうのです。用として日に持ち込まれ、今は北海道や福島県を中心に広まって問題視されている外来生物、ウチダザリガニです! 【もくじ】 屈斜路湖でザリガニクッキング! アメリケーヌソースのパスタをつくりました。 ウチダザリガニと外来生物法について 外国から入ってきた生物についての説明です。 環境教育として行う外来生物の『駆除』について思うこと ウチダザリガニの「命」の扱いについて思うところを書いてみました。 【屈斜路湖でザリガニクッキング!】 ここ屈斜路湖は湖岸で温

    ウチダザリガニを食べて、外来生物のことを考えてみた - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2016/05/27
    心優しいアサイさん
  • 3歳からのおすすめ科学絵本セレクション - 紺色のひと

    娘マチ子、もうすぐ4歳になります。毎晩読み聞かせをしているせいか、今のところ好きに育ってくれていて、文字への興味も強くあるようです。平仮名は読めるようになったけれど、まだ字を追っているだけで、読んでそのまま意味をとることはできていないみたい。 さて、マチ子が1歳半になったとき、絵を読み始めた頃のお気に入りについてまとめてみました。 どんなものに興味を抱くかは子それぞれとは言え、どんな絵を与えるかという親の意向もありますよね。マチ子は僕が好きないきもの・科学系の絵も抵抗なく読んでくれるので、なるべく偏らないよう、科学への興味を失わないように気をつけてを選ぶようにしています。エントリでは、3歳頃から読み始めた科学に関わる絵をピックアップして紹介してみたいと思います。 科学とひと口に言っても、生物・化学・天文・人体などなどとても広い分野なので、ここはNHKの名番組「夏休み子供科学電

    3歳からのおすすめ科学絵本セレクション - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2016/02/12
    福音館書店、強いね。
  • そんな宛名のない手紙:やまがた県に移住します - 紺色のひと

    こんにちは。なんでも地球温暖化とか異常気象に結び付けて語りたがるひとに辟易する今日この頃、あなたがいかがお過ごしか皆目見当もつきません。 春から生活が一変するので、この場をお借りして報告いたします。 家族で山形に移住することにしました*1。ちなみに、ブログタイトルを変える予定はありません。 普段、「まだ都会で消耗してるの!?」という大上段の煽りを冷めた目で眺めている*2側としては、地方都市(東京ではないにしろ、いちおう東北以北最大都市である札幌)を離れ、人口がより少ない町に移り住むという行為について、このはてなダイアリーの場でお報せすることに若干のためらいがないこともないのですが、それはともかく*3。 ◆動機とか 「あの町が忘れられなかった」のだと思います。 とある町で学生時代を過ごした3年間、寮生活や大学での研究生活はすばらしいもので、卒業後しばらくしてと付き合うようになった頃、「あな

    そんな宛名のない手紙:やまがた県に移住します - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2015/02/14
    『「あなたとならどこでも生活するよ」と言ってくれるパートナー』モゲロ案件
  • 掌編私小説「リバーズエンド」 - 紺色のひと

    車の少ない国道を走っている。小さな橋を通り過ぎようとしたとき、ふと何かが引っかかって、車を停め川原に降りてみた。礫の大小が揃わず、足元が沈むそこには、わずかに腐臭が漂っている。何かが引っかかったと言ったけれど、この匂いを走行中の車から僕の鼻が捉えたわけではもちろんなくて、多分こういう光景が広がっていることはあらかじめ分かったうえで、それでも僕はここに来たのだった。 産卵を終えたサケがそこかしこで死んでいる。 生きているものも、尾びれは白くすり切れ、体にも水カビが浮いて、ゆっくりと死を迎えようとしていた。 僕は彼らの、この遡上という習性を、自らの生活に重ねて考えてしまうことがよくある。海から入り、目的地を目指して遡り続ける彼らの、一心なその行為のように生きたいと、生きるべきだと、生きなければならないと、そう強く思っている。流れに逆らい続けて、死ぬまで泳ぎ続けることが、僕が行き急ぐなによりの理

    掌編私小説「リバーズエンド」 - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2014/11/20
    何かアサイさんの焦燥感みたいなものが伝わってくる。もっとのんびり行きませんか?
  • 米を煮て食うだけの日々 - 紺色のひと

    仕事が繁忙期を迎え、家に帰る時間が遅くなる日が続く。土日を費やしてもやることはまるで減らず、娘マチ子の顔は朝起きて保育園に連れていくまでの間にしか見られなくて、から聞く話で言葉の上達に驚いたりする。マチ子の寝かしつけのままが寝落ちてしまうこともしょっちゅうで、僕が24時近くに家に着いても部屋が暗い。 共働きで僕の帰りが遅いと、晩ご飯の支度からお風呂、寝かしつけまでには負担をかけてばかりだと思っていてとても申し訳ない気持ちになるのだけれど、ともかく僕がここで書きたいのはそういうことではなくて、これまでが用意してくれることの多かった晩ご飯を、たまに自分の分だけ用意することが出てきた、ということだ。そういうとき、僕はたいてい、「夜遅くだからべすぎないように」「消化のいいものを」などと誰もいない台所でつぶやきながら、鉄のフライパンに油をひき、米を炒め始める。 米を炒めて、そして煮る。いわ

    米を煮て食うだけの日々 - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2014/03/04
    妻や子を、起こさず米を、煮て食いて、静かに眠むる、それだけの日々。
  • Don't trust over 30のおれ - 紺色のひと

    川のすぐそばで水音を聞いている。 川を遡る魚が好きだ。 生まれた場所に戻り命を繋ぐロマン、なんてものではなく、流れに逆らって上る、という行為そのものに憧れを抱く。はじまりの場所を目指して遡る。遡上親魚にとって、リバーズ・エンドは河口ではなく、源流部なのだ。 とか。 今僕は、日付が変わって30歳になるのを待っている。静かなこころもちだと言えるだろう。川についてなにかを書こうとしていたのではないのだけれど、気持ちがそういうふうに集束してしまったのだから仕方がなかった。 それでも、昨日キーボードに叩きつけた焦燥感が消えたわけではなくて、未だに漫然と暮らすことへの不安みたいなものは胸にくすぶっているのだ。 いくつかの曲なんかのことを考えている。 ゆずの「もうすぐ30歳」を半年前に初めて聞いたとき、歌詞に共感できないことに驚きはなかった。 ゆず もうすぐ30歳(デイリーモーション動画) 僕の心にずっ

    Don't trust over 30のおれ - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2013/07/30
    56の今、30を振り返って思うのは「青かったな」です。
  • 最期の終末 - 紺色のひと

    まあその、なんだ。 僕の話です。 僕にとって、24歳という年齢はちょっと特別だった。 高校生くらいのとき、自分がこの先どんなふうに歳をとっていくのかを想像してみたことがある。高校を出て、大学に通って、仕事をして、24歳になって、そのあとがぷっつり途切れて、次の僕はじいさんになっていた。近所の若者にうざったがられながらも飄々としている、変わったじいさんだったと思う。高校生当時の僕の想像力の限界が24歳ということだったのだろう。若者にとっての大人で、若者のことも理解できそうな、都合のいい年齢。 僕にとってこの24歳の呪縛はなかなかに大きく、「25歳になるまでにやったことないことをやらなければ」と思って取り組んだのが初めての女装だったりと、今も引きずっているやっかいなものだ。 あれから5年。 僕は30歳になる。 この5年間について”いろんなことがあった”という言葉でひと様に総括できるほど僕は自分

    最期の終末 - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2013/07/29
    オサーンもなってしまえば、それなりに面白いポジションですよ。
  • 日本熊森協会のヒグマ認識がひどい - 紺色のひと

    ブログでは、”実践自然保護団体 日熊森協会”に対し、その活動や生物への認識に明らかな誤りや偏りがあり、問題が大きいことを指摘・批判してきました。 熊森協会の主な活動場所は州、ツキノワグマへの言及が多いのですが、ここ2年ほど北海道のヒグマに関する活動が目立ち、北海道在住者として危惧しています。エントリでは、熊森協会のヒグマ認識について取り上げ、検証します。 ◆これまでの批判記事 日熊森協会(以下「熊森」)の活動の一部が、クマを助けるどころか、むしろ他の大きな問題を引き起こす可能性が高いことは多くの方が指摘しています。僕も、森にとってドングリをまくことは余計なお世話であること、クマに対する餌付け・給餌となってしまっており、人里へ近づける危険性があることといった生態学的な観点について批判記事を書いています。 また、「クマが絶滅する」と煽るような言葉の使い方をしたり、「クマを殺せばいいと

    日本熊森協会のヒグマ認識がひどい - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2013/05/12
    『。ツキノワグマやヒグマを過度に、あるいは事実を歪めて「怖くないよ、優しいよ、悪いのは人間だよ」と主張するのは熊森協会の常套手段』
  • 親になる一年 - 紺色のひと

    僕の仕事がひと段落したのと、一年子守りで篭もりっきりのの慰安をかねて、温泉旅館に一泊してきた。胆振方面の古い温泉街で、今はやや寂れつつあるが、30年前には祖父もよく通ったと聞く。国道沿いの海産物直販所で中国人観光客の皆さんに混じって水槽の中の花咲ガニやホッキ貝の写真を撮りながら、僕とと娘マチ子を乗せた我が家の愛車ザラブ号は旅館へと向かうのだった(うむ、一文が長い。好きで書く文章はこうでなくては)。マチ子の温泉デビューである。 この状態でもさけとばと呼ぶのかは疑問。 夜。 マチ子を寝かしつけてから、物音を立てないように酒盛りの準備をした。広縁のテーブルに、スーパーで買った赤霧島と三ツ矢サイダー、さけるチーズと豆おかきを並べた。ペットボトルの口にタオルをかぶせて封を切った。おかきの袋はトイレで開けた。ひそひそ声で「24年度お疲れさま」と乾杯してから、自分たちのやっていることがなんだかおかし

    親になる一年 - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2013/04/01
    そういえば娘に対する自称で「お父さんはね」とか言ったことがないのに気がついた。大抵は「オレ」だ。
  • 花の名という題名 - 紺色のひと

    ずっと、「あの花の名はなんだ」というタイトルの小説を書きたいと思っている。アニメ「あの花」が出てきたときは正直やられたと思った。それはともかく、寮を舞台にした私小説を書いたとき、同じ題の章を書き始めたが、友人の死についてうまく言葉にできなかった。 あちこちに出張が多い月で、あっという間に月末。夜にマチ子をお風呂に入れるのが楽しいが、それ以外の部分でをフォローできているか不安な部分はある。 「思い込みで話を進めることがあるよね」とに言われ、激昂しそうになる。それはもの凄く嫌な部分だ。 去年より忙しいわけではないはずなのに、生活に余裕がない。子どもが生まれたからとかではなく、自分のスタンスがブレ始めているのだと思う。 山形で暮らす友人から、結婚の報せが届く。相手のこともよく知っているので、ようやくか、と感慨深い気持ちになる。彼だけではなく、先輩や後輩で、あの町に根を下ろしてやっていこうとす

    花の名という題名 - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2012/06/24
    何か名状しがたいもので焦っているアサイさん。何か視点を変えてみた方が良いんじゃないかな。旅行とかどうですか。
  • 眠ってくれるとありがたい - 紺色のひと

    娘・マチ子が生まれて一ヶ月。も実家から帰ってきて、三人と一匹の生活が始まった。一ヶ月検診では「おとなしいいい子ですね」とのコメントを頂戴したと聞いたが、他の赤子と生活した経験がない僕にとっては、マチ子の夜の泣き声はなかなか堪えるものがある。子守唄がわりに「早く寝てくれるといいなあ」と口ずさんでいたら、いつの間にか歌になっていた。 彼女は「夜泣きをしないほう」であるらしい。三時間おきの授乳に加え、なかなか寝付かない子との生活を繰り広げられてきた世のお母様方の努力と苦労はいかほどのものであっただろうか。ただただ頭が下がる。僕もせめての負担を減らせればとあやしてみるのだが、上手くいくことはあまり多くない。どこかで聞いたようなメロディで鼻歌をうたったり、ウルトラマンの歌をマンから順にうたったり(このときは新マンで眠った)、スペースコブラの歌をうたったり(歌っているうちに僕が興奮してきた)、西城

    眠ってくれるとありがたい - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2012/05/14
    詩人だなぁ。
  • 汚れた季節に世界がひらけ、君の名は決まった - 紺色のひと

    三月下旬から四月上旬は、この街が最も汚くなる季節だ。冬の終わりとも春の訪れとも言い切れない、暖かいようなまだ寒いような半端な気温で、道路脇に積もった雪が解け始め、融雪剤を含んだまだらの暗灰色の山があちこちにできる。足元はびしゃびしゃでざりざりしていて、地面が乾くとそれらが舞って埃っぽくなり、大気はかすんだようになる。 僕は昔から、この汚れた季節が大嫌いだった。 - まあ、せっかくだから、一応、言っておこう。 「僕は昔から、この汚れた季節が大嫌いだった。今年までは。」 その日のこと、その後のできごとを時系列で詳細に書くのもなんなので、ぽつぽつと考えたことや周辺のことをメモ程度に残してみる。 - 2012年4月10日、僕に娘が生まれた。 ひとつ前の壬辰の年は1952年で、誕生日と同じ4月10日にはラジオドラマ「君の名は」が始まっている。「真知子巻き」でおなじみのヒロインの名前を借りて、僕たちの

    汚れた季節に世界がひらけ、君の名は決まった - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2012/04/30
    おめでとうございます。怒涛の日々を過ごすうちに、子供が大きくなって生意気な口をきくようになります。その頃になれば親の自覚もできてますよ。
  • 人気科学漫画『サバイバル』シリーズでEMが紹介されている件(追記あり) - 紺色のひと

    小学生に人気の科学学習漫画「サバイバル」シリーズをご存知でしょうか? 韓国発のこの漫画、各国語に翻訳され、日でも累計50万部が出版されているそうです。このシリーズのひとつ「新型ウイルスのサバイバル」で、ニセ科学的な思想が含まれている「EM」が好意的に紹介されているようです。子供向けの科学学習漫画でニセ科学的なものが扱われる危険性と、僕がこれら漫画に期待することについて考えてみました。 ※2016年現在、エントリで指摘している部分は、改訂により変更されています ※長いので三行にまとめました※ ニセ科学的な理念をもつ「EM」が、子ども向け科学漫画で好意的に取り上げられているよ! 科学に興味を持つきっかけになりそうなに、ニセ科学という不誠実なものを紹介しちゃうのは嫌だなぁ… 科学漫画は子どもにとって、科学へ踏み出す最初の第一歩! 大人も一緒に読めるといいね! 「サバイバル」シリーズについて

    人気科学漫画『サバイバル』シリーズでEMが紹介されている件(追記あり) - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2012/03/29
    EMに関しての良いマトメにもなっててお得。
  • 時には自覚の話を - 紺色のひと

    の出産予定日まで、あと20日。休日は家で過ごすことが多くなった。いや、いつもどおり出かけているような気もするし、いつもどおり家でだらだらしている気もする。休日は留守番していることが多かったプッセ、部屋の中をあちこち走り回ったり、暖房の上で眠っていたりする。 の定位置はソファの上に移りつつある。 プッセがを追って、腹の上に乗る。曰く「プッセには姉になる自覚がない」とのこと。 なお、ワンピース一枚なのは「道民は真冬に暖房ガンガン焚いて薄着で室内アイスをキメる」からではなく、週ごとにお腹の写真を撮っているから。 自覚どころか、実感なんて、そんなの僕にもない。 弟の就職祝いに、実家でご飯をべる。同席した祖母が「(弟が)就職だなんて早いねぇ」なんて言うけれど、祖母は僕が結婚したときにも「26年なんてあっという間だねぇ」なんて言うので、全然参考にならない。 やっとここまで来たと思ったのに

    時には自覚の話を - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2012/03/27
    『そういうのは一体いつになったら持つことができるのだろう。』そういう風に考えながらだんだん親になって行くのですよ。特に男親は//そのオチ、その意気や良し//初産は遅れがちです。予定日過ぎても焦らないで。
  • 絶滅危惧種を殺しても罪に問われない! - 紺色のひと

    ニュースなどで「絶滅危惧」という言葉を聞くと、「今すぐ絶滅しそうなんだ!」「保護しないといけないのかな」と思わされることがあります。 ところが、絶滅危惧種を選定する環境省のレッドリストでは「どの種がどの程度絶滅しそうか」とランク付けがされていて、「絶滅危惧種」と呼ばれるもの全てが明日にでも絶滅する、とは一概に言えません。 エントリでは、「絶滅しそうなんだな、危ないな」とだけ思われがちな「絶滅危惧種」という言葉について考えてみたいと思います。 いきものが不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまわないよう、言葉の意味を理解し、保全につなげていきたいですね。 三行でまとめてみた 絶滅危惧種と呼ばれる全てがただちに絶滅するものではない(キリッ) 「絶滅危惧種だから」と保護活動に走るのは思考停止です 殺しても警察には捕まりません(だからってむやみに殺しちゃだめだぞ! お兄さんと約束だ!) 絶滅

    絶滅危惧種を殺しても罪に問われない! - 紺色のひと
    hokuto-hei
    hokuto-hei 2011/09/19
    『指定を受けて「絶滅する」あるいは「全国的にクマがいなくなる」と言わんばかりの書き方は、非常に誤解を招くものです。もっと言うと、現状を認識していない、不正確な記述であると判断できます。』
  • 「クマのプーさん」はやっぱり男の子だった件 - 紺色のひと

    8月24日、Twitterで「クマのプーさんは実は女の子だった」という説が話題になっていました。びっくりされた方が多かったようで、たくさんリツイート(発言転載)され広まったようです……が、プーさんはまぎれもない男の子です。原作の絵英語の原著に当たって、この説の検証を試みました。 結論を急ぐ方のために 原作ではプーさんは男の子として書かれている クリストファー・ロビンがそう言ってるから間違いない ディズニーのプーさんより原作挿絵のほうがかわいいから原作読もう! 「実は女の子」の噂の出所は? 話題に気付くのが遅れてしまったので、発言元を検証していた2スレ781さんのタイムラインを参考にさせて頂こうと思います。 Twitterで広まったのは、どうやらこちらの発言。 島田紳助の芸能界引退もビックリだけど、くまのプーさんが女の子だったのも更にビックリ!!less than a minute ag

    hokuto-hei
    hokuto-hei 2011/08/26
    「タオのプーさん」て本があってな、プーさんをネタに老子の道を解説しているのじゃよ。