米スタンフォード大学の研究チームは、人のiPS細胞から作った「ミニ脳」を生後間もないラットの脳に移植し、神経回路を結合させることに成功したと発表した。ミニ脳はラットの成長とともに脳内で大きく複雑な構造に変化した。実験手法は精神疾患のメカニズムの解明や治療法の開発に役立つ可能性がある。研究成果は英科学誌ネイチャーに掲載された。研究チームは人由来のiPS細胞を培養し、大脳皮質の立体構造を再現した直
自民党細田派の細田博之会長は10日、東京五輪・パラリンピック後の9月に2021年度補正予算案を編成した上で、衆院解散・総選挙に臨むことになるだろうとの見通しを示した。会長を務める島根県連の大会で「パラリンピックが終われば補正予算を組まないといけない。それに加えて解散・総選挙が行われる段取りだ」と述べた。安倍晋三前首相は10日、新潟県柏崎市で講演し新型コロナウイルス禍による雇用情勢悪化を避けるた
経団連の中西宏明会長は27日、連合の神津里季生会長とオンラインで会談し「日本の賃金水準がいつの間にか経済協力開発機構(OECD)の中で相当下位になっている」と語った。26日に開いた労使フォーラムによって2021年の春季労使交渉が始まり、連日で労使トップが意見を表明した。経団連は新型コロナウイルスの影響で一律の賃上げ方針は見送ったが、業績の堅調な企業には積極的な対応を求める。中西氏は賃上げについ
ワタシは縄文人。名前は……。みんなは「船泊23号女性」と呼ぶの。北海道・礼文島の船泊遺跡から出土した約3800年前のワタシの骨をそう言っているみたい。だけど23号女性なんて失礼じゃない? ワタシのことを誰もわかっていない――。これからは縄文人の暮らしぶりがわかってきますよ。こう話すのは国立遺伝学研究所の井ノ上逸朗教授だ。手応えを感じているという。大きな発見が最近あったからだ。【前回記事】うつ病と依存症はウイルスが引き金 人類の脳にも革命縄文人23号女性の歯を削って遺伝物質のDNAを取り出し、大学院生の西村瑠佳さんらと解析した。悠久の時の中で虫食いだらけになったDNAをつなぎ合わせた。すると、これまで気にも留めていなかった
磯田文雄名古屋大学教授(元文部科学省高等教育局長)は国立大学再編の一方策として、地方公共団体の組合制度を応用し、大学間でテーマごとに独立色が強い共同機関を設立する連携を提唱する。全国の国立大学が厳しい運営状況にさらされている。国の運営費交付金は法人化された2004年度の1兆2415億円から、16年度は1兆945億円へと1470億円、11.8%も減った。交付金の削減率は法人化直後は0.6%だっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く