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2009年9月3日のブックマーク (4件)

  • なごなぐ雑記: 沖縄から自公退場の総選挙結果を受けて思う

    総選挙の結果、沖縄から自公の衆院議員が消えた。1998年の県知事選挙で、公明党が自民党側にくっついて以降、国政も翌年には自公連立政権になり、あれから10年も続いていたひとつの時代が終った。 98年の県知事選挙は、それまで政府と良好な関係を築いていた大田県政が、普天間代替(という名の新基地)建設に反対を表明したことで、大田革新県政を終焉させるための自公シフトだった。今回の沖縄の総選挙結果には、新基地建設への判断が深く刻まれている。自公が消え、民主や社民・共産(赤嶺氏は比例)が議席を確保したことで、新基地建設の終焉に大きな一歩を踏み出した。 しかし、これでジ・エンドになるほど問題は単純ではない。来年の名護市長選挙・沖縄県知事選挙で、新基地建設を明確に拒否する首長を誕生させる必要がある。 名護市長と沖縄県知事が、「現実的」と新基地建設を受け入れている限りは、日米両政府は現在の計画を簡単に白紙に戻

  • 9/1 菅直人氏の「民主主義革命」考 - きょうも歩く

    菅直人氏をはじめ、民主党幹部が「民主主義革命」という言葉を使っている。日の社会党の論争史をかじった私からすると非常に興味深い。 日の社会党の思想は、自由選挙を前提として資主義のもとで公的なものを重んじる社会民主主義の右派、マルクス主義を信奉し、その上で日は高度に進展した資主義であるため次は社会主義革命だ、とする左派(労農派)に大別される(70年代後半からもう少し意味合いが違ってくるが)。 その外側に共産党がいて、マルクス・レーニン主義を信奉しているが日はまだ封建主義の影響が強いので、まずはブルジョワによる民主主義革命が必要だ、と考える(講座派。二段階革命論)。 社会党右派は、西欧諸国をモデルにしているので、資主義体制下の社会党のあるべき姿を語るに困らなかったが、一方で大きな思想を語れないという弱点があり、そのため現実政治に呑み込まれ、妥協屋みたいになってしまった面も否めない。

    9/1 菅直人氏の「民主主義革命」考 - きょうも歩く
  • 9/1 土屋たかゆき都議を除名する動き - きょうも歩く

    民主党内の右翼分子、板橋区の土屋たかゆき都議が、先の衆議院議員選挙で、民主党推薦の候補の当選のために働かず、自民党公認候補の当選を許す行為をしたかどで除名になろうとしている(わだゆうさんHPより)。 それに対して、土屋たかゆき都議は「ファシズム」と批判しているがおかど違いも甚だしい。政党は結社の自由にもとづいて作られている。嫌なら好きな政党でも作ればいい。民主党と全く意見が違うのではないが、政治的良心から無所属やローカルパーティーに所属して頑張っている友人が私には何人もいる。嫌だったらそうしたらいい。都議なら、国会議員候補と違って、党の事務所維持資金が下りてくるわけでもない。党に所属するメリットなんかあんまりないはずだ。 彼が尊敬するであろう西村真悟氏は、改革クラブとして独立している。見習ったらどうだろうか。 彼は民主党草創期に、反社会党出身者のムードが漂う東京都連にとりいって都議候補にな

    9/1 土屋たかゆき都議を除名する動き - きょうも歩く
  • 全国学力テスト 政治的駆け引きのネタで終わらせない - 今日行く審議会

    全員参加か抽出か?どうなる全国学力テスト 民主党が政権を取ることで全国学力テストが抽出調査に変わるだろうと言われている。しかも,そのウラには日教組がいるそうで,日教組が自分たちの保身のために抽出調査に変え,最終的には廃しするんだというようなことも言われている。そうして,全国学力テストを,政治的駆け引きのネタとしてあーだこーだと言っているのは面白いことかもしれないし,耳目を曳きやすいと思う。けれど,そういうネタとして全国学力テストを持ち出すのは止めるべきだ。 http://benesse.jp/berd/center/open/berd/backnumber/2005_04/fea_ikeda_01.htmlで池田央氏が, 1957年のスプートニク・ショック以後、ベトナム戦争、公民権運動など、多くの社会的問題を抱えたアメリカ教育の面でもその見直しと改革を迫られていました。教育政策を考える上

    全国学力テスト 政治的駆け引きのネタで終わらせない - 今日行く審議会