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ブックマーク / miyagi.no-blog.jp (131)

  • なごなぐ雑記: 沖縄を恒久的に海兵隊の島とする

    沖縄を恒久的に海兵隊の島とする 辺野古新基地計画が具体的に進行して行く中で、2001年2月に沖縄県議会は全会一致で「海兵隊」を名指しで削減要求決議している。当時は、名護市をはじめとした市町村議会も同様の決議を行なった。 あの海兵隊削減決議は、ひとつのメルクマールとして押さえておかなければならない。決議そのものがどのような背景や状況の中で全会一致となったのか。削減要求はどのように具体的なインパクトを与えたのか、与えなかったのか。それはどうしてなのか。複合的な理由があるだろうが、そのどれが重要でどれをどのようにすれば、インパクトを持続し結果的に決議した者たちの意思は実現できたのか。 海兵隊は明らかに危機感を持った。 同年9月に起こった「同時多発テロ」をも利用し、海兵隊は自らの存在意義を大きく演出し広報する。 NHKが精力的な取材でつくったこの番組によると、「沖縄の海兵隊はアジアの様々な国々と

  • なごなぐ雑記: 新たなる「沖縄戦」の戦前と沖縄と日本国政府の戦争状態の今日

    新たなる「沖縄戦」の戦前と沖縄と日国政府の戦争状態の今日 4月25日に「日米共同声明:アジア太平洋及びこれを越えた地域の未来を形作る日と米国」が発せられた。共同記者会見の席上でオバマ米国大統領が安倍政権に対して「尖閣問題をエスカレートさせるのは profound mistake(重大な過ちor深刻な過ち)」と釘を刺すが、日のメディアは "profound mistake" を「正しくない」と誤訳(ねつ造)して報道し、ことさらに尖閣に関するオバマ大統領の安倍首相への指摘を小さく見せる。 尖閣諸島は安保条約が及ぶ範囲内であるとする共同声明の内容に対して、CNNの記者が「中国が尖閣に軍事侵攻したら米国は武力行使するのか」と問うと、オバマ大統領は苦笑いしつつ「日の施政下にある領域に条約が適用されるという同盟の条件は、複数の米国政権の標準的な解釈です。我々は単にこの条約を応用しているだけで

  • なごなぐ雑記: 辺野古埋立承認問題について

    辺野古埋立承認問題について 沖縄県議会が開会中だが、仲井真県知事の詭弁を弄す姿は異常でさえある。人が自らの言っていることが詭弁ではないと思っているなら、かなり重症であり知事職に留まり続けるのは沖縄にとって何一ついいことはない。 【公約違反について】 12月27日の埋立承認発表の記者会見の席上でも記者に「公約違反」について問われ、「公約は変えていない、変えていないので説明する理由もない」と説明責任を何一つ果たさないで今日まで来ている。 仲井真の言い分は、5年以内の普天間基地の閉鎖状態を求めている。それには暫定的であったとしても「県外」への移駐・移設が伴うので、自らの「県外移設」に合致する。何よりも公約は普天間の危険性の一日でも早い除去であり、それに向けて沖縄政策協議会でも4項目の具体的負担軽減策を要求しており、仲井真県政は公約実現に邁進しているというものである。さらに辺野古・県内移設反対

  • なごなぐ雑記: 名護市長選挙—市民の懸命なる判断を願う。

    名護市長選挙—市民の懸命なる判断を願う。 名護市長選挙の投開票日が19日にある。 1997年に名護市民がおこなった新基地建設の是非を問う市民投票後の市長選挙としては5回目の市長選挙である。 前回当選した稲嶺進さんの再選なるか、新人で同問題にはずっと推進の立場で行政に関わってきた末松文信さんとの一騎打ちである。 過去4回の選挙における保守系候補者は「条件付」という立場をとり、選挙戦における争点ははぐらかされていたが、今回は「推進」対「阻止」と争点は明確に噛み合っている。 末松候補が掲げるスエマツビジョンなどの「振興」の夢は、条件付容認と引き換えに12年間も供給され続けてきた「振興(カネ)」でできなかったことを、どうして今後はできるといえるのか、私にはまったくわけがわからない。失礼だが「まちづくり」に関する根のところでの思想が間違っているとしかいえない。原資になるカネはもちろん大事だが、カ

  • なごなぐ雑記: 沖縄にも内務省はRAAを作ったと、橋下は歴史を創造する。

    沖縄にも内務省はRAAを作ったと、橋下は歴史を創造する。 橋下が「慰霊の日」に沖縄に来て、招待もされていないのに警備上の都合とやらで招待席に座っていたことは既に触れた。その後、下地幹郎らのグループが主催する講演会で何やらしゃべったらしいことが報道されていたが、琉球朝日放送のニュース動画でその中身を知り、私は愕然とした。 * 2013年6月24日 18時45分 橋下代表 「他国の歴史の指摘も必要」(琉球朝日放送) http://www.qab.co.jp/news/2013062444217.html - 橋下代表「(当時内務省は)特殊慰安施設協会を作って沖縄にも置いた。沖縄県民の女性がその多くの女性や子供たちを守るために、まあある意味防波堤みたいな形になってそこでい止めてくれる。(略)それを米軍が利用していたことも事実。」 -*特殊慰安施設協会wikipedia. http://bit.

  • なごなぐ雑記: 「オール沖縄」で「県外移設」という誤謬

    「オール沖縄」で「県外移設」という誤謬 沖縄の大多数が普天間基地の県内移設に反対しているという事実に、よけいな雑音を入れたくないので少々気が重いが、「オール沖縄」で「県外移設」という言葉に疑義を差し挟んでおく。 ■ 「オール沖縄」という語は抽象的で、異論がある沖縄の人々からは全体主義的で自らが黙殺されているようで息苦しい響きすらあるだろう。叶えられるはずのない「条件」付で名護市や沖縄県が、辺野古への新基地建設を容認していたときの名護市議会での議論のやるせなさを思うと、立場は違えど気持ちについては十分理解できる。問題は私という主観性を度外視してある「オール」なんとかにあるわけではない。 「オール沖縄」で「県外移設」というときの「オール沖縄」は何を指しているのだろう。人によっては世論調査の結果や、自治体議会の決議や首長の意思の賛否の過多を指すだろうが、それだって移ろいやすい。 いろいろ考えたが

  • なごなぐ雑記: 地中からドラム缶

    地中からドラム缶 敬愛するzuさんが、私にではなく、特定の誰かにでもなく、私とのやりとりのなかで言った。Tweetするなはてブ(経由)しろ facebookするなブログ書け名言だなぁ と思ったのでここに記しておく。 * 沖縄市のサッカーグラウンドの芝生の張り替え工事で、地中からドラム缶が出てきた。新聞の社会面の地味な扱いでネットでのアップも他の記事の中で一番遅い部類だった。私は最初から、これはすごいニュースだ。大変なことになるとツイッターや諸々にニュースを流したが、ドラム缶にダウ・ケミカル社名が印字されていたことで、すわ枯葉剤か?と状況は深刻になっている。 サッカー場主管だからと沖縄市教委が調査するだかの話になっているようだが、こんなもん、どれほどの規模で地中投棄されているのかもわからないし、どのように危険な化学物質が出てくる(潜在している)かもしれない、自治体の教委でできる話ではない。国

    holyagammon
    holyagammon 2013/06/21
    "地位協定4条では、米軍は施設返還に際して原状回復/補償等の義務を負わない。同時に日本政府は米軍が造った施設に関する補償等を行わないことになっている。"
  • なごなぐ雑記: 「本土の沖縄化」について

    土の沖縄化」について 「土の沖縄化」という言葉(ツイッターでみかけたのだが、いちいち出典は探さない)が気になるので、少し考えたことを記しておく。 この言葉には歴史がある。1972年の米国から日国への施政権返還前後にも「土の沖縄化」という言葉は流通した。大江健三郎『沖縄ノート』(1970)にも、「土の沖縄化」という言葉への言及がある。 日米安保条約の再定義や諸々が行なわれる時にも折にふれて「土の沖縄化」という言葉が、人々の口を突いて出てきた。沖縄の米軍基地/訓練の土移転に際しても「土の沖縄化」という言葉は使われる。 大阪の八尾市にある八尾空港に米海兵隊のオスプレイ訓練を受入れるなどという思いつきを維新の会という政党の幹部が喋ったものだから、そのことに対して、またぞろ「土の沖縄化」という言葉が私如きの目にも触れる。 まず、この維新の会の発言は、単純な思いつきレベルを超えない

    holyagammon
    holyagammon 2013/06/10
    "今回の八尾訓練移転の維新の会のデタラメなおしゃべりに過剰反応(と私は思うが)して「本土の沖縄化」という言葉を単なるクリシェに反対してしまうことは、現状を大きく歪め見誤らせる"
  • なごなぐ雑記: 埋め立て申請が出された

    埋め立て申請が出された 3月22日午後3時40分頃、沖縄防衛局は沖縄県北部土木事務所に埋め立て申請書を提出した。担当でない部署に突然運び込み「名乗らず、名刺も置かず、立ち去るまでわずか1、2分」という姑息な早業だったという。その直後、県庁から北部土木事務所に「今から提出に来るようだ」という電話が入るというおまけつきである。(沖縄タイムス2013.3.23) 名護漁協は補償額でごねるかと思われていたが、どういう金額や条件で妥結したか知らないが同日役員会を経て午後3時に同意書を提出していたらしい。これまで右翼曲折あったのでここで少しでも障壁になってはいけないという判断が働いたんだろう。古波蔵ら名護の「誘致派」は、しばらく前から向こう側にいる。(琉球新報2013.3.23) これで手続きのスケジュールは動き出し、年内にも知事の承認の可否判断が示され、仮に不承認になっても国による代執行が可能になる

  • なごなぐ雑記: 沖縄県名護市への新基地建設計画に係わる公有水面埋め立てについて

    沖縄県名護市への新基地建設計画に係わる公有水面埋め立てについて 何かしなければと思い、下記要望を作文し先ほど送信した。 e-Govを使い「内閣官房・防衛省・外務省・環境省・内閣府」宛に。 抗議や要望のための「電話」も自分にはハードルが少し高いという人にはおすすめ。 ■                                                        2013年3月11日 内閣総理大臣・防衛大臣・外務大臣・環境大臣 殿 沖縄県民・宮城康博 沖縄県名護市への新基地建設計画に係わる公有水面埋め立てについて SACO(1996)における普天間代替施設が様々な段階を経て、沖縄県及び当該市町村の受入条件も反故にされ在日米軍再編協議(2005)で拡大変更された。沖縄側の受入条件を反古にし、一方的に日米合意された海兵隊の新基地建設計画を拒否する県民の意思は固く、現在では県知事を

  • なごなぐ雑記: 1.27 NO OSPREY 東京集会 於:日比谷野外音楽堂

    1.27 NO OSPREY 東京集会 於:日比谷野外音楽堂 「オスプレイ配備撤回!普天間基地の閉鎖・撤去!県内移設断念!東京集会!」 2013年1月27日(日) 午後3時~ 日比谷野外大音楽堂 集会のあと、銀座でパレード。 沖縄県全41市長村の首長、議長が参加する前代未聞の集会になりますので、ぜひぜひご参加ください。 お問い合わせ先 オスプレイの配備反対する沖縄県民大会実行委員会 TEL 098-869-1526 ⇒http://kenmintaikai2012.ti-da.net/

    holyagammon
    holyagammon 2013/01/15
    2013年1月27日(日) 午後3時~ 日比谷野外大音楽堂
  • なごなぐ雑記: 「沖縄は日本から独立したほうが幸せではないのか」について

    「沖縄は日から独立したほうが幸せではないのか」について 通販生活2013年春 - 1月5日、上記の画像をFacebookで知り、下記コメントを附してシェアした。■ このような問いが「米軍基地を土に戻す方法」として思い浮かべたということが真実なら、土のあなた方には在沖米軍基地を受け入れる余地があるということではないの。…とおもうんだけど、ちがうかなぁ。 おそらく日のマジョリティに事態の深刻さ(自らの無関心と右傾化)への警鐘という意味でつくったコピーだろうけど、切断され客体化され疎外される沖縄としては、なんだかなぁと思う。 ■私は「通販生活」という雑誌の読者ではない。しかし「普天間」や「福島」についてラジカルで良心的な記事を組み上げ続けている媒体だとの情報は得ているし、そう思っている。そのような先入見があるもんだから、「警鐘」と捉えようとするが、どうも違うような気がする。私も日語で読

    holyagammon
    holyagammon 2013/01/06
    "本土の人が言う「沖縄は独立したら?」論って、イジメに対して何の対策もせず、イジメられっ子に「転校すれば?」って言ってるようにしか聞こえない。"
  • なごなぐ雑記: 友よ

    友よ photo:yuri.kitano.77 1997年に「大事なことは市民みんなで決めよう」と名護市民投票を行ない、それまでアクチュアルな政治に深入りする気などさらさらなかったのに、投票結果と違う意思決定を市長が行なうものだから深みはまってここまで来てしまった。 2010年1月に新基地建設に反対する名護市長が誕生して以来、義理のある人との付き合い以外は徹底的に人前に出ることなく過ごしてきた。オスプレイ配備が現実日程として動き出すまでは。 沖縄に「自治」などない。憲法で保障された財産権ですら特措法によって台無しにされている。41全自治体の議会が反対決議し、県民大会を開催し、民衆は普天間基地ゲート封鎖までした。それでもオスプレイは2012年10月1日に強行配備され、普天間基地に飛来した。 とても深刻な事態である。 - ■ - 「政治的には最適」というのは森発言だが、それが日政府の音で

  • なごなぐ雑記: 「普天間飛行場の辺野古移設を断念し県内移設なき即時返還を求める(要望)」

    「普天間飛行場の辺野古移設を断念し県内移設なき即時返還を求める(要望)」 12月25日、退任する森防衛大臣が閣議後の記者会見で、普天間基地の辺野古移設について「軍事的には沖縄でなくても良いが、政治的に考えると、沖縄がつまり最適の地域である」と発言した。 ⇒防衛省・自衛隊:大臣会見概要 その発言を受けて、宜野湾市選出の県議・市議と、元民主党の県議と私の四人で政府に対する「要望書」を送付した。宛先および内容は下記の通り。 ⇒PDFファイル かがみ文でも触れたが、これは前政権の大臣の発言と看過できる性質の発言ではない。辺野古移設は自民党政権時代に計画されたものであり、新政権も首相が辺野古移設推進を既に表明していることもあり、日政府の姿勢の根幹に連綿とある問題である。   ■ 【鑑紙】 2012年12月27日 各位 「普天間飛行場の辺野古移設を断念し県内移設なき即時返還を求める(要望)」の提

  • なごなぐ雑記: パレードがゆく。人々の波は絶えずして。

    パレードがゆく。人々の波は絶えずして。 今年は年末年始の県庁からはじまり、いろんなことがあった。 ほんとうにいろんなことがあったが、締めくくりに、パレードがあった。 ■ 年末年始の県庁行動は、平和運動センターや既存の運動体ではなく、市民有志によって主体的になされた行動であった。もちろん、その市民有志には労組の方や運動体の方などもいた。しかしみんな組織の肩書きではなく、市民として参加していたはずだ。高江や辺野古でずっと行なわれていた/行なわれていることが、くっきりと姿を現した。 メディアは「○○の会」や「○○会議」などわかりやすく報道するため、人々をグループ化する。人々もそのように集団を形成し代表を置き振る舞う。しかし、年末年始の県庁の動きは違った。しなやかでしたたかななにかが蠢きはじめていた。 私は「合意しないプロジェクト」が大好きなのだが、状況に見合った新しい抵抗の創造と連帯が私たちには

  • なごなぐ雑記: 安倍総裁の「辺野古移設」方針について

    安倍総裁の「辺野古移設」方針について 自民党の安倍総裁が「辺野古移設」を進める方針に言及した。 -毎日新聞 12月21日(金)19時55分配信 自民党の安倍晋三総裁は21日、山口県庁で記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「基的には(名護市)辺野古に移設して いく方向で地元の理解を得るために努力していきたい」と述べた。自民党政権時代に米国と合意した辺野古への県内移設を進める考えを衆院選後初めて示した。 一方、原発新設を認めないとした民主党政権の方針は、もう一度見直す考えを明らかにした。 普天間移設の問題の見通しが立たないうちに、米軍厚木基地(神奈川県)から米軍岩国基地への空母艦載機移転は認められないという山口県の方針について安倍総裁は「全体のパッケージが動いていなければ受け入れるのはどうかという気持ちになるのは当然」と、理解を示した。 中国電力(広島市)が同県上

  • なごなぐ雑記: 『普天間を封鎖した4日間』

    『普天間を封鎖した4日間』 の紹介です。 下記は出版社のサイトからのコピペ 〓 普天間を封鎖した4日間 2012年9月27日~30日 宮城康博・屋良朝博 著 ●四六判 112頁 ●2012年12月1日発行 ●体価格1100円 ●ISBN 978-4-87498-498-7 沖縄中の“怒り”をよそに、10月1日、沖縄に強行配備されたオスプレイ。直前の9月末、普天間基地のゲートは大型台風が直撃する中、市民による座り込みで「封鎖」された。 現場に立ち会ったジャーナリストが克明に記録した4日間の「普天間ゲート封鎖」を、再現する!! 〓 10月28日に高文研の編集者・山さんからメールをいただき、なごなぐ雑記の普天間封鎖に関わる記事をキャッチボールしながら整形し、現場で知り合った宮里洋子さんの大量の現場写真(洋子さんはプロのフォトグラファーではなく、座り込みに主体的に参加する市民のひとりです。彼

  • なごなぐ雑記: 普天間をとりもどすために

    普天間をとりもどすために 9.30以降、これからどのように非暴力直接行動で普天間返還を成し遂げるかディスカッションを続けていたメンバーで「オキュパイ普天間」を結成した。 立ち上げ時のメンバーは四人。友人の平良夏芽。ブログ「辺野古浜通信」や諸々の活動をやっている仲渡尚史。普天間爆音訴訟団の桃原功。そして私、宮城康博。 オキュパイ普天間では、次の三つの活動を行う予定である。 - 普天間返還を促進するために、市民としてあらゆる非暴力直接行動を行なう。そのためのトレーニングや勉強会なども行なう。(例:非暴力トレーニングの開催。ゲート封鎖など) 普天間基地の成立・変遷について調査し問題点の発信を行い、問題解決に対する社会的コンセンサスを作り上げる。(例:インターネット等を通じて情報発信。シンポジウムの開催など) 日政府及び米国政府及び関係機関と積極的にコミュニケーションを行ない、返還を促進する。(

  • なごなぐ雑記: 強奪基地『普天間』を撤去返還せよ

    強奪基地『普天間』を撤去返還せよ 宜野湾市役所ホームページより転載 ー Wikipediaの「普天間飛行場」で信じられない説明がなされている。 ―基地の周りに住宅地が密集している状況については、二つの側面がある。ひとつは、普天間基地の周辺は沖縄戦での激戦地区で、戦後は、日米両軍の不発弾の埋もれた危険地域であり、米軍により不発弾処理がなされたあと、民間人の収容所として確保された点である(もともとの住民が戻ってきただけという話もある)。もうひとつは、基地建設後、土復帰以降に顕著となった日政府の思いやり予算に則した基地行政などにより、周辺住民が基地に依存した地域社会を形成し現在のような住宅密集地域となった事実である。― 普天間基地は、沖縄戦の最中に米軍が日土攻撃のため造った基地である。地権者である住民は収容所に収容されており、なんら抵抗もできず、ましてや米軍による交渉などあるはずもなく造

  • なごなぐ雑記: 「解決策は基地撤去」

    「解決策は基地撤去」 PHOTO:仲渡 尚史 「野嵩ゲート前」2012.10.19 集中しよう。 今回の事件を受けて米軍は夜間外出制限という常套手段としかいえない措置を講じてきた。23時から翌朝5時までの禁止措置にどれほどの効果があるかは疑わしいどころか、総員命令が出ている期間はさすがにおとなしくしているだろうが、その後は元の木阿弥であることは、沖縄の民ならずとも我々の社会は既に知っているはずだ。いかなる小手先の措置が講じられようと、問題の解決にはつながらない。中部市町村会が記者会見で言葉として発しているように「解決策は基地撤去」であり、そこしか出口はない。⇒琉球新報2012.10.19/「解決策は基地撤去」中部市町村会が言及問題は、基地撤去の出口へ至る道はどのようにしてあるのかである。 日米両政府がそこを出口と具体的に考えるには、それ相応の民衆の行為があり、それを支持する世論があり、政治