政令市移行後初となる堺市長選(9月13日告示、27日投開票)を前に、大阪府の橋下徹知事は8日、立候補を予定する無所属新人で元府政策企画部長、竹山修身氏(59)の後援会結成パーティーに出席し、“元部下”の全面支援を約束した。市内の衆院選3選挙区で直接対決を演じる与野党が、市長選では無所属現職の木原敬介氏(69)を相乗りで支援する“ねじれ現象”が発生。橋下知事は「なれ合いでは前進しない」と3大政党を批判し、全面対決する姿勢を示した。 橋下知事はパーティーに先立ち、竹山氏と南海高野線・堺東駅(堺市堺区)前で演説。「自民、公明、民主党は国政では戦っているのに、なぜ堺市では戦わないのか。なれ合いのあるところに前進はない」と3党と現職を厳しく批判した。 その後、堺市内で開かれた竹山氏の後援会パーティーで、橋下知事は「府政改革の中心を担っていたが、政治家の芽もあった」と持ち上げ、「大阪府と堺市のトップ同