日本維新の会の橋下徹代表代行は2日、テレビ朝日の報道番組で政権公約「骨太2013〜2016」の政策実例に「既設の原子炉による原子力発電は2030年代までにフェードアウトする(消えていく)」と記したことについて「政策実例は議論のたたき台。公約ではない」と述べた。石原慎太郎代表はこの記述を「暴論に近い」と見直す考えを表明。橋下氏との不一致が指摘されている。 維新は骨太の項目を「公約」と、今後議論の余地がある「政策実例」に分けている。橋下氏は11月29日の公約発表会見でも「政策実例はいろんな議員がアイデアとして出したもの。これからまだまだ議論の余地がある」と述べていた。 関連記事11党の党首討論会開催 脱原発で違い鮮明(11/30)菅前首相、「未来は小沢一郎さん支配」 ブログで断じる(11/30)原発フェードアウト公約「見直す」 維新・石原代表(11/30)原発、30年代までにフェードアウト