大阪・日本橋の国立文楽劇場で上演されている人形浄瑠璃文楽の初春公演の観客数が12日間で計約1万3千人だったことが15日、分かった。この結果、残り11日間計22公演で全て満席(731席)でも計約1万6千人にとどまり、大阪市が文楽協会に満額2900万円を助成する条件を満たす約3万人に達せず、今年度の補助金は減らされる見通しとなった。 大阪市は今年度の補助金について、国立文楽劇場の入場者数が年度内10万5千人以上ならば満額、それ未満なら入場者1人につき約1930円ずつ削減、9万人以下ならゼロという指針を示していた。15日現在の合計入場者数は約8万8千人。 公演は26日まで。(向井大輔)
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