統一地方選挙前半戦を終え、5月17日の「住民投票」まであと1カ月ほどとなりました。 昨日から大阪市内では「説明会」も始まっています。 この住民投票は「大阪都構想」の是非を問うものではなく、 「大阪市を無くし5つの特別区に分割する」ことの是非を問うものです。 では、大阪市がなくなったら、現在大阪市が運営している国保、介護保険、生活保護はどうなるのか? 大阪社保協介護保険対策委員で現職公務員でもある日下部雅喜さんから その点についての非常に明快でわかりやすい論文をいただきましたので、 全文以下掲載いたします。 ぜひお読みください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大阪市解体・府への吸収で国保・介護・生活保護はどうなるか はじめに 大阪市を廃止して5つの「特別区」に解体し、大阪府に統合する「特別区設置協定書」(以下「協定書」)が実施さ