収入は資本の利回りであると考えれば、年収を保険や投信などの金融商品の平均的な利回りで割ると、元手の資産額が計算できます。この計算結果から、男性サラリーマンの労働資本は2億円以上あることが分かります 資産運用には、不動産や株式、FX、保険などさまざまな手法がありますが、利回りの低い時期には、「種銭」が少ないとまったくインカムゲインが狙えません。ですから、金融商品による資産運用が有効なのは、ある程度の金融資産を持っていることが前提になるのです。 しかし、気に病む必要はありません。なにせ、わたしたちは2億円以上もの「労働資本」を持っているのですから。景気が上向けば、企業の雇用競争が激化し、自然と給与水準が上がります。これは景気の上昇によって、労働資本の利回りが上がっていることと同じことです。ただし、景気の後退局面では、その逆の現象が起こります。 お金の増え方は右肩上がり、時間の減り方は右肩下がり
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