地球温暖化を和らげる目的で、成層圏に水を散布して火山の噴火が起きたときのような現象を人工的につくり地球の温度を下げるという実験が行われるとのこと (Telegraph の記事、本家 /. 記事より) 。 今回の実験では、飛行船に管を繋ぎ地上から 1 キロメートル上空まで吊り上げてから水を汲み上げて上空に散布するが、最終的にはウェンブリー・スタジアム程もある飛行船で 20 キロメートル上空までいくことを目指しているとのこと。火山が噴火した時に噴出する硫酸ミストは、太陽光を遮って地球の温度を下げる働きがあるが、水の散布による「人工的な火山現象」でも同様の効果を得ることが出来るだろうと期待されている。実験は来月、ノーフォーク州北部のスカルソープにある、現在は使用されていない飛行場で行われることになる。 フィリピンのピナトゥボ火山が噴火した 1991 年、地球の温度は 2 年連続で 0.5 度低く