仏週刊新聞「シャルリー・エブド」が銃撃事件後に掲載したイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を転載したことについて、東京新聞が29日付の朝刊に「イスラム教徒の方々を傷つけました」と記した「おわび」記事を掲載した。 おわびが掲載されたのは東京新聞の「社説・発言」のページ。風刺画を転載した理由について、「『表現の自由か、宗教の冒とくか』という問題を提起するうえで読者に判断材料を提供するため」で、「イスラム教を侮辱、挑発する意図は全くありません」と記した。 一方で「在日パキスタン人らのイスラム教徒二団体」から抗議文書を受け取り、読者から「掲載で傷つく人がいるとしたら、それが少数の人たちであっても、その気持ちを尊重したい」との声が寄せられたことを明らかにしたうえで、「読者のみなさんの声を共有しながら、伝える役割と責任をより深く考えていきます」と説明した。 同じ風刺画は日本経済新聞、産経新聞が掲載し、
「涙のムハンマド」は載せるべきか否か――。仏週刊新聞「シャルリー・エブド」が14日、銃撃事件後初めて発売した特別号。その風刺画の掲載をめぐって、日本の新聞では判断が分かれた。各紙に取材した。 風刺画は、イスラム教の預言者ムハンマドが目から涙をこぼし、連続テロに抗議する合言葉「私はシャルリー」と書いたプラカードを胸に掲げている。特別号の表紙は、この絵に「すべては許される」の見出しがついている。 朝日新聞は15日朝刊で風刺画の掲載を見送った。14日朝刊で長典俊ゼネラルエディターが風刺画掲載の考え方を表明。同日、東京本社で開かれた紙面会議でも15日朝刊に「特別号発売」の記事を掲載するにあたり、風刺画の扱いが議論になった。販売されている場面の写真に絵柄が写り込むのは許容という意見もあった。沢村亙編集長は中東に詳しい記者らと協議し、最終的に見送りを決めた。「紙面に載れば大きさとは関係なく、イスラム教
学生を対象にした宗教に関する意識調査で、オウム真理教に関する報道に「関心がある」と答えた学生は全体の60%を超え、一連の事件から20年近くたった今も、一定の関心を集めていることがうかがえます。 調査は、現代の学生たちの宗教への関心や考え方を探ろうと、研究者で作る「宗教と社会」学会などのメンバーが平成7年から行っているもので、11回目の今回は、去年の4月から6月にかけて、全国30の大学の学生を対象に無記名のアンケート方式で行い、4094人から回答を得ました。 調査では「宗教にどの程度関心があるか」といった質問のほかに、かつてのオウム真理教に関する質問も設けられました。 このうち「オウム真理教に関する報道にどれくらい関心があるか」という質問に対し「非常にある」と答えた学生は10.9%、「多少ある」と答えた学生は52.0%で、合わせて62.9%の学生が「関心がある」と答えました。 男女別では男性
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く