米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で、米国全土で妊娠中絶を合法化した判決から40年にあたって同判決に抗議し、中絶反対を呼びかけるデモ参加者(2013年1月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/Brendan SMIALOWSKI 【3月28日 AFP】米ノースダコタ(North Dakota)州で26日、米国で最も厳しい中絶禁止法が成立した。 胎児の心拍が聞き取れるようになって以降の中絶を全面禁止する法律で、ジャック・ダルリンプル(Jack Dalrymple)知事(共和党)が法案に署名して成立した。胎児の心拍が聞こえるようになるのは一般的に妊娠6週目ごろで、このころは女性がまだ妊娠に気づいていないことが多い。 また法律は、レイプや近親相姦による妊娠や、母体の健康に危険がある場合、胎児異常により結果的に胎児を失う恐れがある場合でも中絶を認めない。 中絶禁止法に合わせて、