自転車を共有するシェアサイクルを手掛ける「neuet(ニュート)」(東京)が、七月中旬から名古屋市の中心市街地でサービスを始める。同市内でシェアサイクルを展開する事業者は三社目で、最大規模となる二百台を用意する。新型コロナウイルスの感染拡大で、自転車は「密」を避ける移動手段として注目されており、シェアサイクルも広がりそうだ。 (竹田弘毅) 新サービス「Charichari(チャリチャリ)」は、専用の駐輪場にある自転車のQRコードをスマートフォンアプリで読み込んで、鍵を解除して借りる仕組み。当初は、名古屋市と連携し、名駅や栄、大須、市役所周辺など二十カ所に駐輪場を用意。利用後は借りた場所とは別...