厄よけとして古くから屋根に飾られてきた鬼瓦をつくる職人「鬼師」たちがアニメーション映画が人気を集めている「鬼滅の刃」とタッグを組んで業界を盛り上げようという取り組みが、全国一の瓦の産地、愛知県高浜市で始まりました。 この取り組みは業界の活性化につなげようと、鬼瓦をつくる職人「鬼師」などの組合と高浜市が企画しました。 高浜市役所では30日、「鬼滅の刃」のキャラクターをあしらったモニュメントの除幕式が行われ、三州瓦工業協同組合の山本英輔理事長が「いぶし銀の魅力、鬼師や鬼瓦ということばを若い人にも伝え、その魅力を知ってもらいたい」とあいさつしました。 このあと鬼師など関係者が幕を引き、15枚の瓦の形をしたモニュメントが披露されました。 モニュメントは9人の鬼師が鬼瓦と同じ技法で制作し、縦横30センチの瓦にアニメのキャラクター14人とロゴがあしらわれています。 高浜市の吉岡初浩市長は「鬼師たちの技