国宝犬山城や日本庭園・有楽苑などに近く、犬山市の観光拠点となる名古屋鉄道・犬山遊園駅に、パブリックアート作品「IYMMTRSTN.」が登場。2月3日(金)に披露式典が開催された。 彫刻・影絵・壁面レリーフ 同作品は、駅構内の彫刻作品3点・駅舎に投影する影絵・駅舎壁面レリーフで構成されている。 彫刻作品は、犬山周辺に伝わる「桃太郎伝説」をもとに制作。きび団子を鼻に乗せたイヌ、木曽檜の筏(いかだ)にまたがり国宝犬山城を眺めるサル、きび団子を握りしめて少々待ちくたびれてしまったキジが、桃太郎を待っている様子だ。 影絵作品は、これをもとに劇団ままごとがサウンドドラマを制作。地元の人々に聞いた犬山の歴史や思い出を凝縮したコンテンツ「犬山パブリックストーリーズ」として楽しめる。 壁面レリーフの鏡面パネルは、木曽川の豊かな流れを表現。金色の桃は古くから不老長寿や子孫繁栄の象徴とされてきたモチーフであり、